妊娠して、考えないといけないことはたくさんあります。
その中の一つが里帰り出産するかどうかです。
里帰り出産しないという選択は最近では多く、私も2人の子供どちらも里帰りせずに出産した1人です。
産褥期は、普段と体の状態が全く違いますが、ワンオペ育児も不可能ではありません。
出産は交通事故のケガと同じくらいと言われますが、産後は身体的精神的にダメージがあります。
出産のダメージに加えて、新生児の赤ちゃんは3時間おきの授乳が必要です。
なので、授乳の度にオムツ替えや寝かしつけなどお世話があります。
お世話があるので、お母さんの睡眠が細切れになるのは避けられません。
好きなだけ寝られないというのはかなり大きなダメージがきます。
ワンオペの産褥期でも頼れるところはしっかり頼って!
できることだったら里帰りしない場合でも、
「実母だったり義母にお手伝いに来てもらったり」
「夫に育児休暇を取ってもらったり」
ということをするのがおすすめです。
しかし、最近の妊婦さんのお母さん世代はまだお仕事をしている方も多く、里帰りしてきても困るという場合もあります。
また、ちょいちょい聞く話ですが、夫が育児休暇をとったけど、何もしないということもありますよね。
手伝いが見込めない場合、ワンオペ育児しかありません。
ワンオペ育児は繰り返しになりますが、かなり大変です。
肩の力を抜いて100点満点の育児、家事は諦めて、今日生きることを目標にしましょう。
また、
- ネットスーパーを活用する
- 宅食や冷凍食品を活用する
- 家事の代行サービス、産後ケア施設を利用する
幼児食の宅食「mogumo」の詳細を見てみる
お金はかかりますが、産褥期に無理をすると生死をさまよう可能性もあります。
- 無理をしないこと
- 赤ちゃんとお母さんができるだけ穏やかに過ごしていること
里帰り出産はしない方がいい!?メリットとデメリットを解説!
産後大変と聞くと、自宅で産後過ごすのが不安になってきたかもしれません。
大変ではありますが、最近では里帰りしない人も増えてきていることも事実です。
では里帰り出産しないメリット・デメリットは何があるのでしょうか?
まずメリットから紹介します。
里帰り出産をしないメリット①自分のペースで育児できる(口出しされることが少ない)
里帰り出産をした場合、実母や義母という育児経験者からアドバイスをもらうことができます。
一方で、
- アドバイスが多すぎて煩わしい
- 実母や義母が赤ちゃんを取り上げてしまうので経験が積めなくて帰るのが不安
里帰り出産しなければ、育児は全て自分でする必要がありますが、経験も積めますし、自分の考えで進めることができます。
アドバイスは欲しい時に電話やLINEなどのメッセージでもらってもいいですよね。
里帰り出産をしないメリット②慣れた家で育児できる
実家とはいえ、久しぶりに帰るとなんだか勝手が変わっていたりすることがあります。
夫の実家になった場合は落ち着かず、気が休まらないということもあると思います。
自宅が一番!という場合は、慣れた家で育児ができるのもメリットの1つになります。
里帰り出産をしないメリット③育児休暇を取らなくても、夫に育児参加の機会が早くからある
実家に里帰りすると夫の育児参加は早くても産後1ヶ月以降です。
新生児期に赤ちゃんと一緒にいる機会を失ってしまいます。
男親は、妊娠期間がない分親としての自覚がなかなかできないことも多いです。
できるだけ早く育児に参加してもらうことで、父親としての自覚を持ってもらって、母親とのずれを減らしたいところです。
では続いてデメリットを見ていきたいと思います。
里帰り出産をしないデメリット①家事育児を全て自分でしないといけない
産後のダメージが残る中、24時間終わらない育児で心身疲労が溜まっている中、家事もする必要があります。
なかなか休むことも難しいですし、工夫をしてこなすことが必要です。
里帰り出産をしないデメリット②育児のアドバイスを受けにくい
初めての育児何に困っているのかわからない時もあります。
どうアドバイスを求めていいかもわからないとき。
そばで見ていてくれると説明も楽ですし、実母や義母などアドバイスする側もわかりやすいです。
里帰り出産をしないデメリット③何かあった時助けてもらいにくい
産気づいた時や、妊娠中や赤ちゃんの急な体調の変化があった時に、自力で車を運転は無理です。
誰か他に大人がいることで、助けてもらうことができますが、里帰り出産をしないと誰もいないので、不安になることもあります。
産気づいたらどうするなど、早めに決めておきましょう。
里帰り出産をしないと大変?家事の手抜きや産後サービスも紹介
ではこのデメリットを解決するために何か方法はないのでしょうか?
気力と根性と、子への愛情では切り抜けられないものがあります。
賢くサービスを使って乗り切りましょう!
まずは産後1ヶ月ほど夫が育児休暇を取れるのが理想ではありますが、育児休暇がとれないことも多いです。
それでも、1度は産後の過ごし方について夫婦で話し合うようにしましょう。
妊娠出産は妻がどうしても関わりが深くなりますが、その分夫が置いてけぼりになり、認識のずれが大きくなりがちです。
陣痛がきたらどうするのか、入院中はどうするのか、退院時の移動手段、退院後の過ごし方を夫婦ですり合わせしておきましょう。
ワンオベをすると決まったら、産褥期にできるだけ安静にする必要がありますので、いかに工夫して過ごすかが重要です。
いくつかおすすめのサービスを紹介します。
参考にしてみてください。
ワンオペ中の産後におすすめのサービス~行政の産後ケア~
母子手帳をもらう時に行政から産後ケア事業の紹介のチラシをもらったりしたのではないでしょうか?
産後ケア事業といって、自己負担額は自治体によって違いますが、産後のサポートを受けることができます。
日帰り型や宿泊型、訪問型などがあります。
宿泊型などは、病院や助産院などで行っています。
赤ちゃんのお世話だけではなく、母乳のことや睡眠、メンタルのことなど母親のケアもしてもらえます。
ワンオペ育児が確定したら宿泊型を1度検討してみてください。
ワンオペ中の産後におすすめのサービス~産後ドゥーラ~
ドゥーラとはなんでしょうか?
一般社団法人ドゥーラ協会が主催している講座を受講した専門職の方です。
妊娠中から産後も母親に寄り添って、心身のケアや育児支援のほかに家事もサポートしてくれます。
このドゥーラには、先ほどの行政の産後ケアの訪問型に該当するものがあり、補助金を受けられたりします。
各自治体、各地のドゥーラ協会に問い合わせてみてください。
ワンオペ中の産後におすすめのサービス~産後ママ向けの宅食~
ネットで検索するとたくさん出てきます!
電子レンジで温めるだけで食べられる栄養バッチリの宅食です。
宅食じゃなくても、温めるだけで食べられるスープなど簡単に食べられるものはしっかりストックしておくと安心です。
里帰りしないワンオペ育児のまとめ
産後は本当に大変です。
私も1人目を産むまでは知りませんでしたが、出産の際に(どことは明言しませんが)切開することもあります。
というか2人ともしましたので、かなり高確率で切開することになります。
車の振動ですらしんどいのが産後です。
油断せず、用心に用心を重ねて、さまざまなサービスを活用してみてください!
赤ちゃんとお母さんがしっかり休めないといけないのが産褥期なので、参考にしてしっかり準備してもらえればと思います。