かぼちゃって丸ごとを買うと、切る時大変ですよね。
力任せに切ることも可能ですけど、万が一手を怪我したら大変です。
そんな時は電子レンジで加熱すると、簡単に切ることができますよ。
ただ、かぼちゃを丸ごとレンジしてしまうと、全体に火が通ってしまっています。
なので、少し柔らかくなった状態で半分に切って、残りは冷蔵庫というのはだめですよ。
包丁がスムーズに入るくらいの硬さにするには、レンジで600W2~3分の加熱で十分です。
水で洗ってそのままレンジの中で大丈夫です。ラップなどもいりません。
かぼちゃを丸ごとレンジで加熱するなら、
「カットしてそのまま調理する」
「一口大に切ってジップロックなどに入れて冷凍保存する」
の、どっちかにしてください。
煮物ならそのまま解凍せず煮ればいいし、てんぷらなどにするなら一度冷蔵庫に入れて解凍してから揚げましょう。
かぼちゃをカットしたまま冷凍保存でもいいですが、煮物などにしてからジップロックに保存すると、冷蔵庫で自然解凍した状態で食べることもできますよ。
離乳食で使うなら、皮をむいてつぶして一食分ずつに小分けして冷凍が使う時に楽ですよね。
小分けじゃなくて、ラップで包んで家族分で冷凍保存しておけば、
- 子供用の離乳食
- 大人用のかぼちゃスープ
- 大人用のかぼちゃサラダ
かぼちゃを丸ごとレンジで柔らかくする時間は?爆発しない?
かぼちゃを丸ごとレンジで柔らかくする時間ですが、大きいかぼちゃを丸ごと加熱するととても時間がかかります。
しかも、場合によってはかぼちゃが焦げることもあります。
中には種がぎゅっと詰まってますし、電子レンジは中から温まるので長時間加熱は避けましょう。
でも焦げると火花くらいは出る可能性はありますから、やはりちょっと不安ですね。
レンジで卵を加熱すると爆発するけど・・・
ちなみにかぼちゃを丸ごと加熱すると爆発するのではと思っている人がいるようです。
卵を丸ごとレンジで加熱すると爆発するというところから、丸ごと加熱は爆発するのでは?という不安を持つ人が多いようです。
でも、かぼちゃはレンチンしても爆発はしないので安心してください。
卵は殻ごとレンジしても爆発しますけど、殻を割って加熱してもやっぱり爆発します。
卵が爆発するのは「丸ごとだから」というのが原因ではなく、黄身の膜が原因なんです。
もう少し具体的に書くと、熱により黄身が膨張して周りの膜が耐えられなくなり破裂したという感じですかね。
かぼちゃの話からそれましたが、卵を加熱するときは、黄身に竹串で小さい穴をいくつか開けると爆発しなくなります。
大きいかぼちゃを柔らかくレンチンするポイント
だから、大きいかぼちゃを柔らかくするまでレンジするという場合。
かぼちゃを一回2~3分(600W)加熱して、少しだけ柔らかくしてからカットしましょう。
1/4くらいにカットして種を取り除いて、ラップしてもう一度レンジで串が通るくらいまで加熱するのが安全ですね。
加熱する時間ですが、1/4で2~4分(600W)くらいレンジすれば柔らかくなります。
もしレンジでかぼちゃの煮物を作りたいなら、もっと小さくカットして。
調味料を入れてからラップして、4分くらい加熱すれば簡単に「かぼちゃの煮物」ができちゃいます。
すぐにラップを取らないで、少し時間を置くと蒸れて味が染みておいしいですよ。
ミニカボチャを丸ごとレンジで柔らかくするには何分かかる?
かぼちゃには普通の大きいかぼちゃとミニカボチャがあります。
ミニカボチャは「坊ちゃんカボチャ」とも言われていて、とってもかわいらしいかぼちゃです。
だいたい1人分くらいの大きさのかぼちゃなので、グラタンの器などにも使われます
このミニカボチャを丸ごとレンジで柔らかくするには、よく洗ってラップで包み、500Wで5分が目安です。
大きいかぼちゃのように長時間加熱にはならないので、丸ごと加熱でも焦げる心配はありません。
竹串などで火が通っているか確認して、足りないようでしたら数十秒追加してみてください。
かぼちゃをグラタンの器にする場合は、加熱した後に上部をカットして、種をくりぬいてグラタンの具を入れてオーブンへ。
がぼちゃには火が通っているので、チーズが溶けたら完成ですね。
器ごと食べられるグラタンなら、洗い物もでなくて二重でおいしいです♪
ミニカボチャの場合は、丸ごと加熱してくし形にカットしてそのまま食べるのがおすすめです。
素材の味を楽しめて、とっても美味しいですよ。
かぼちゃをホクホクに!レンジを使ってするときのポイントは?
かぼちゃはレンジ調理にぴったりの食材です。
おすすめの加熱方法は1/4に切ってからさらにひと口大に切ってレンチンすることです。
耐熱皿に並べて大さじ1の水を振り、ふんわりラップをして600Wで6分~8分。
加熱時間は食材の重さに左右されます。
かぼちゃ1/4は約300g~400gです。
そしてレンジ調理のポイント「600Wのレンジは食材100gにつき2分加熱」というルールがあります。
このルールからいけばかぼちゃ1/4個、300g~400gは6分~8分加熱ということになります。
そして火が通りやすいのは1/4までの大きさなので、そのままレンチンしてもいいです。
1/4個の加熱はまるごと軽く水で濡らしてふんわりラップをかけ耐熱皿にいれ、1分加熱します。
ひっくり返してさらに1分加熱し、竹串を刺して十分柔らかくなったかチェックします。
まだ硬かったら数十秒さらに加熱します。
レンチンで簡単にかぼちゃの煮物が作れます。
このとき、調味料の重さを加熱時間に考慮する必要はありません。
あくまで食材の分量だけに該当します。
レンジでホクホクにしてからサラダや和え物、お菓子などに活用してくださいね。
レンジでかぼちゃの煮物の作り方
<材料>
- かぼちゃ1/4個
- しょうゆ、砂糖、みりん各大さじ1
- 和風顆粒だしの素 ひとつまみ
- 水100cc
②耐熱ボウルに調味料と水を入れて混ぜる
③②にかぼちゃを入れてふんわりラップをかける
④600Wのレンジで5分加熱する
⑤取り出してかぼちゃの上下をひっくり返すようにまぜ再びレンジで2分加熱する
⑥器に盛ってできあがり
かぼちゃをレンジで切りやすくするには?のまとめ
大きいかぼちゃは包丁を切るのはとても大変ですよね。
たまに包丁が刺さって抜けなくなったりする恐怖に見舞われることがあります。
そんな時は丸ごとレンジで数分加熱するだけで、スムーズに切れるようになりますので試してみてください。
加熱したかぼちゃは日持ちしないので、加熱した分は全部カットしたり調理したりして食べる分以外は冷凍保存してください。
離乳食として使うなら、レンジで柔らかくなるまで加熱してマッシャーで潰してからラップすると使う時楽ですよ。
そのまま食べるもよし、ホットケーキなどに混ぜてかぼちゃパンケーキなんていうのも喜びますよ。
かぼちゃは、カロテンやビタミンが豊富で、体にいい野菜な上に甘くておいしいというすばらしい食品ですから積極的に食べたいですね!