無洗米玄米は毒がある?玄米のデメリットは?栄養も解説!

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健康志向の人が玄米を食べているという話はよく耳にします。

白く精製された食べ物は体によくないという話がたまにありますよね。

砂糖なども白砂糖はだめで、茶色いほうがいいとか・・・

お米も精米して白いものより玄米の方が茶色くて健康だとかというような話ですね。

玄米というのは炊くときに一晩水につけてからじゃないと硬くて食べられないわけですが。

無洗米玄米というのは

  • 水につけなくても大丈夫
  • 普通の米のようにとがなくてもいい
というメリットしかないのでは?というような玄米です。

無洗米玄米には毒があるって本当?

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しかし無洗米玄米には毒があるという噂も耳にしました・・・

無洗米玄米というより、玄米自体に含まれている物質のことのようですね。

玄米の毒についてはのちほど細かく書くとして、この毒を無毒化するには発芽玄米がいいのだとか・・・

玄米は精米していないので、食物繊維やビタミンが豊富です。

そのかわり硬いし消化に時間がかかります。

だからよく噛まないで食べると消化不良になって体調を崩します。

そこがデメリットといえばデメリットですね。

胃腸が弱い人は玄米食に気を付けた方がよい?!

生まれつき胃腸の弱い人っていますよね。

そういう人が玄米食を続けると場合によっては命に関わることもあるので、丈夫な人以外はやめたほうがいいですよ。

それだけ胃腸に負担が大きいということです。

また、消化が遅いということは要するに血糖値の上昇がゆるやかにはなります。

白米だとおいしいし柔らかいですが、そうすると血糖値が急激に上がってしまいます。

なので、糖尿病の不安がある人も玄米食を選んだりしていますね。


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発芽玄米は危険?毒を取りのぞくことはできるの?

発芽玄米っていうのは、玄米を水につけて無理やり?発芽させちゃったものです。

玄米を水につけておくと半日から24時間で芽が出てくるとかで、作ること自体はとても簡単です。

発芽玄米にすることで、玄米の毒と言われている成分の1つが無効化されるとも言われてるので、危険とはどういうこっちゃ?となりますよね。

自分の家で発芽玄米を作る分にはいいんですが、発芽玄米が乾燥した状態でもスーパーなどで売っているんですよ。

実はこっちの乾燥させた発芽玄米が危険と言われています。

乾燥させた発芽玄米は危険?!その理由は?

玄米の毒と言われている成分は、玄米が発芽されると用なしとなり勝手に消えていきます。

ところが、市販の発芽玄米は発芽したと思ったところで急激に乾燥させるわけです。

この乾燥させた時に、玄米の中で間違って発芽しちゃった!って消えかけていた毒が復活する上に、ただの玄米よりパワーアップ増量しちゃうんです。

この毒が無効化されるのは、発芽させた時と高温処理をした時だけということです。

なので、市販の発芽玄米を買った場合は、炊く前にフライパンで乾煎りをすると毒は消えるのだとか。

ただ、味もかなり落ちるということで、捨てるのももったいないからなんとしても食べるという以外はお勧めしません。

発芽玄米のメリット①GABAの成分が増える

玄米と発芽玄米とでは、栄養価も変わりますし食べやすさも格段に変化があります。

発芽玄米にするとGABAという成分が大幅に増えるそうですよ。

GABAというのは抗ストレス作用とも言われ、食べることによりリラックス状態になれます。

今の時代ストレス社会ですから、ご飯を食べることでリラックス効果があるなんて素敵ですよね。

発芽玄米のメリット②栄養価はありつつ消化もよい

それに玄米は硬くて消化が悪くて我慢して食べるというイメージですよね。

ですが、発芽玄米にすれば栄養価は変わらないのに、白米と変わらない食感で消化もよくなっているといいことづくめです。

発芽玄米や玄米のデメリット~残留農薬がある~

ただし、発芽玄米でも発芽してない玄米でも、白米に精米するより糠が多いので残留農薬は多く含みます。

白米の約2倍の残留農薬が残ってしまいますし、これはいくら水で洗っても抜けることはありません。

もちろん白米にも農薬は残っていますので、白米だから安全というものでもないですね。

もし玄米を食べたいけど農薬が残ってるのは怖いという場合は、「有機栽培玄米」という商品もあるので、調べてみてくださいね。

玄米の毒はどんな症状が出る?毒と言われる2つの成分について

玄米には毒が含まれていると言われていますが、その成分は「アブジシン酸」と「フィチン酸」の2つです。

玄米に含まれている毒①アブジシン酸

アブジシン酸は、発芽抑制因子と言われていています。

人間の体のミトコンドリアを傷つけてしまうと言われていることから、「毒」と言われています。

ミトコンドリアの役目はエネルギーを作ることです。

なので、ミトコンドリアが傷つくということは元気がなくなるということになりますかね。

ただ、発芽抑制因子であり、玄米に限らず植物にはみんな多かれ少なかれアブジシン酸が含まれています。

ですので、玄米だけ特別視するほどでもないという意見もあります。

毒というと、食べたら死んじゃうとか病気になると思っちゃいますが、全然そんなことはないですよ。

それに、発芽玄米にすればアブジシン酸の役目は終わりなので勝手に消えていきます。

玄米に含まれている毒②フィチン酸

次にフィチン酸ですが、フィチン酸はミネラルと結合するので取りすぎると体がミネラル不足になると言われます。

ですが、玄米以外でおかずなどを食べてミネラルを補うことができるので、大騒ぎするほどのものではないです。

発展途上国などで、玄米しか食べるものがなく、それ以外のミネラルを含む食べ物を食べることができないような人たちにとっては毒とも言えますね。

どっちにしても日本ではミネラル不足になるようなことは起こりませんので、安心して食べてください。

あと、フィチン酸は鉄分の吸収も妨げるという話なので、貧血があまりにひどい人は玄米は食べないほうがいいかもしれませんね。

何の問題もない人が、玄米を食べることで貧血になるというほど大量には含まれていませんので安心してください。

玄米の農薬を落とす方法は?残留農薬を落とす方法を解説!

玄米の農薬を落とす方法はあるのでしょうか?

ここでは残留農薬を落とす方法について解説していきます!

玄米は、ダイエット効果もあって、主食にしている方も多いですよね。

ただ、玄米は収穫したときのもみから、もみ殻を取り除いただけです。

精米されていない分、ぬかに含まれる栄養素が多いのも特徴です!

でも、農家の方が稲を育てる時って、必ず農薬を使いますよね。

これは害虫から守るためには、仕方がないことです。

稲の穂にも農薬が撒かれるわけなので、ぬかにも残留農薬は存在しています。

玄米の残留農薬を落とすには浸水が効果的!

玄米の場合に残留農薬を落とす方法としては、浸水が1番です!

玄米を水に漬けておくと、農薬が水に溶けだします。

使う水は水道水でもOKですが、ミネラルウォーターなどがおすすめですよ。

40℃ぐらいに水を温めて、そこに玄米を入れます。

玄米は入れる前に、必ず擦り洗いをしておきましょう!

擦り洗いをすることで、表面に傷がつきますよね。

傷がつくことで、より水が浸透しやすくなるというメリットがありますよ。

玄米を40℃の水に浸ける時は、5時間前後がおすすめです。

蓋つきの鍋だと、雑菌の繁殖を抑えられるのでいいかなと思います。

5時間前後放置したら、玄米が入っていた水を捨てましょう。

玄米自体も、ザルにうつして洗い流すのがおすすめです!

玄米は白米に比べると固いので、浸水することでより炊きあがりが柔らかくなります。

残留農薬を落とす以外にもメリットがあるのです。

玄米を安全に、より美味しく食べるためにも、浸水は必須ですね!

自宅でも簡単にできる方法なので、玄米を主食にしている方は、やってみて下さいね。

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無洗米玄米は毒がある?のまとめ

玄米を食べようかなと思っている人は、ぜひ発芽玄米にして食べてみてください。

ただ、白米に慣れている人は食べ始めは下痢になったりする可能性はあります。

何しろ食物繊維が豊富なので、腸が対応しきれないこともあるようなので・・・

毒についてはあまり気にしなくてもいいレベルなので、安心してくださいね。