バジルの水耕栽培で使う容器は何がいいかですが。
そこそこ深めで根っこが張れるくらいのサイズがあればなんでもいいんですよ。
そんな中でも形状的に向いていて、誰の家にでもあるのがペットボトルです。
2Lくらいなら底も広いので安定していますが、もちろんコンパクトな感じで500mlサイズでもできます。
見た目もちょっとおしゃれな感じにとなると、花瓶などもいいですね。
100均などに行くと、小物を入れるようなプラケースなどもあるので、そういうのもいいと思います。
バジルの苗がすでに家にあって、摘心したバジルを水耕栽培したい場合は、茎を水に浸けるだけで根っこが生えてきます。
水の中には液体肥料を少量あげましょう。
そうすればよく育ちます。
種から始めるとなると、まずは発芽させないといけないので常時湿らせて置かないといけません。
キッチンペーパーなどでもいいですが、すぐ表面が乾くのでこまめに水をあげられる人でないと厳しいですね。
たっぷり入れると種が流れるので・・・
そんな時は吸水性のあるスポンジが向いています。
普通に食器を洗うスポンジでいいのですが、柔らかい部分の方でお願いします。
そのまま置くより、スポンジに切れ目を入れてそこに種を置くと固定されるし、表面に置くより乾きにくくなります。
バジルの水耕栽培はペットボトルで!どうやって切るの?
バジルの水耕栽培をペットボトルで行う場合のやり方をご紹介したいと思います。
ペットボトルのどの部分がバジル栽培に向いているかというと、飲み口の部分が大事なんです。
水耕栽培するとなると、根っこは水の中ですが茎は表に出ていますよね。
この部分を何かの方法で固定しないと沈んでしまいます。
それがペットボトルを使うことで解決してしまうのです。
水耕栽培するときのペットボトルの切り方のポイント
まずはペットボトルを上下で切り分けます。
切る部分は飲み口から広がって胴体とつながった境目くらいの位置です。
カットして逆さにすると漏斗(じょうご)みたいな形になります。
ペットボトルの下の部分に水を入れて、飲み口の方を逆さの状態で下の部分にはめこみます。
そして芽と根っこが出たバジルのスポンジを飲み口の穴にフィットするように入れれば完成です。
水は根っこが隠れるくらいのラインに入れて、少なくなってきたら足していきましょう。
ペットボトルを日光の当たる場所に置いておくと、どんどん藻が繁殖していって見た目が汚くなります。
根っこに日が当たる必要はないので、アルミホイルなどでペットボトルを覆っておくと藻が出にくくなります。
水耕栽培でスポンジを使う場合100均のものでできる?
水耕栽培でスポンジを使う場合、100均のものでできるかどうかですが、スポンジならなんでもいいので100均のもので十分です。
見た目でいうと、メラミンスポンジがサイズとか大きさとか魅力的なんですが、水耕栽培には向かないので使わないようにしてください。
使ったことがある人はわかると思いますが、密度が細かいので空気を通さないし隙間がなさすぎて根っこが生えてきません。
だから目が粗いくらいのスポンジの方がいいんです。
食器洗いスポンジなら家に常備している人もいると思いますので、それを使ってもいいですし、100均の5個で1パックのスポンジなどでもかまいません。
だいたいスポンジ1個で6等分くらいに分けると、ペットボトルの口におさまるサイズですね。
100均のガーデニングコーナーなどに、たまに種まき用のスポンジが置かれていることもあるので、そちらもチェックしてみてくださいね。
カッターで切ればいいだけではあるんですが・・・
水耕栽培に使うスポンジの切り方
スポンジを2~3cm角に切って、中心に十字に切り込みを入れ、真ん中に種を入れます。
水が入れられるトレー(タッパーなど)にスポンジを並べます。
スポンジに水がしみこむくらいまで入れます。
芽が出て双葉と本葉4枚くらいになったところで、ペットボトルに移します。
ペットボトルの飲み口のサイズにスポンジをカットするか、最初から小さめならぐいっと押し込めば入ると思います。
スポンジが水面につくくらいの水の量にすれば、勝手に水を吸い上げて育っていきます。
減ってきたら追加したり、水が汚れてきたら全部捨ててきれいな水を入れなおしましょう。
もし、藻が表面についてどうにも汚いとなったら、別なペットボトルをカットして下だけ交換ということもできますから。
100均にはバジルの種もスポンジも液体肥料もすべてそろってますので、低価格で始められますよ!
バジルの水耕栽培で使う容器のまとめ
バジルの水耕栽培でお金もかからず簡単に始められ、形状も水耕栽培向きなのがペットボトル栽培です。
ちなみに水耕栽培でいろんな野菜にチャレンジしている人を見かけます。
「三つ葉」・「シソ」・「ミニトマト」・「水菜」・「サラダレタス」・「パセリ」など。
もはや趣味となっていたりしてとてもかわいいです。
水耕栽培のいいところは虫が苦手な人でも安心して作れるところですよね。
水枯れの心配がないのもいいです。
土だと見た目で判断が難しいので、水枯れとか水のあげすぎで腐らせてしまうなどの失敗のありますよね。
水耕栽培は水が減っていたら追加すればいいだけなのでわかりやすいですよね。