離乳食後のミルクはいつまで必要?やめ時の目安と無理なく卒業するコツ

「離乳食が進んできたけど、ミルクってまだ続けるべきなのかな?」と悩むママやパパは多いですよね。

うちも、離乳食を始めても母乳ばかり欲しがるわが子を見て、心配でいっぱいでしたし、毎日これでいいのかと葛藤していました。

周りのママ友に相談しても、「うちもまだ飲んでるよ!」と言われて少しホッとしたり、「そろそろやめた方がいいかも」と言われて焦ったりして、余計に迷ってしまったんです。

ネットや育児書もいろいろ読みましたが、みんな書いてることが違っていて、正直どうしたらいいかわからなくなってしまったこともありました。

そんな私が試行錯誤しながらたどり着いた体験談も交えつつ、離乳食後のミルクがいつまで必要なのか、やめ時の目安やスムーズなやめ方について、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。

少しでも安心してもらえるヒントになれば嬉しいです。

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離乳食後のミルクはいつまで飲ませるのがいいの?

赤ちゃんの栄養バランスの考え方

離乳食が始まったからといって、すぐに栄養のすべてを食事から摂れるわけではありません。

むしろ最初の頃は食べる量も少なく、赤ちゃん自身もまだミルクの方が飲み慣れていて安心感があるので、栄養のほとんどはミルクや母乳からなんですね。

私も最初は「もう離乳食が始まったからミルクはいらないのかな」と思いましたが、食事だけではカロリーも栄養も足りず、体重がなかなか増えませんでした。

だから無理にやめる必要はなく、食べる量や質が安定してきて、栄養の7~8割が離乳食から摂れるようになってから卒業を考えてみると安心です。

気づけば自然に飲む量が減っていきましたし、その方が親も赤ちゃんもストレスが少ないと思います。

目安は「1歳~1歳半ごろ」が一般的

多くの赤ちゃんは1歳前後で離乳食が3回食になり、栄養のほとんどを食事から摂れるようになります。

うちも1歳2か月ごろには、朝昼晩のごはんをモリモリ食べるようになり、自然と哺乳瓶を持つ回数が減りました。

もちろん個人差があるので、焦らず目安として捉えてくださいね。

1歳を過ぎても、まだ欲しがる子もいますし、それが悪いわけではありません。

大切なのは、赤ちゃんがしっかりごはんを食べられる準備ができているかどうかなんだなと感じました。

母乳とミルクでは卒業のタイミングが違う?

母乳は「栄養」だけでなく「心の安心感」にもなっているので、母乳の方が卒業が遅い傾向があります。

うちの子も夜泣きのときに母乳を欲しがることが多く、無理にやめようとすると泣き続けてしまい、不安定になることもありました。

なので、「そのうち自然に卒業するかな」というくらいの気持ちで見守るようにしました。

結果的に、私があまりプレッシャーをかけなかったことで子どもも少しずつ安心して他の方法で眠れるようになり、1歳半ごろには母乳も卒業できましたよ。

赤ちゃんにとってもママにとっても、無理しないペースが一番だと思います。

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ミルクをやめるタイミングのサインとは?

離乳食の量や質が十分に整っている

1回の食事でお腹いっぱいになるまで食べるようになったり、好き嫌いが減ってバランスよく食べられるようになったら、そろそろ卒業の合図です。

うちの子も、食事の後にミルクを出してもあまり飲まなくなったのがきっかけでした。

最初はまだ飲むかな?と出していたんですが、残すようになり、少しずつ必要なくなってきたんだなと感じました。

食べる量が安定してくると体重の増え方も順調で安心感があり、食事の時間も楽しくなってきたので、自然とミルクの出番も減っていったのです。

コップやストロー飲みができるようになった

哺乳瓶を使わずにお茶や牛乳を飲めるようになると、哺乳瓶やミルクへの執着も少しずつ減っていきます。

ストローマグで水分補給をするのが当たり前になると卒業も近いですよ。

うちの場合は、最初は嫌がっていたコップも根気よく練習して、上手に飲めるようになったときは本当に成長を感じて嬉しかったです。

ミルクよりお茶を欲しがる場面が増えたのもこの頃でした。

夜間の授乳や哺乳瓶への執着が薄れてきた

夜中に泣く回数が減ったり、泣いても抱っこやトントンで落ち着いてくれるようになったら、夜のミルクも少しずつ減らしていけます。

うちも、最初は夜泣きのたびに飲ませていたけど、2週間くらいかけてなくせました。

最初の数日は大泣きして寝不足でしたが、だんだん夜起きる回数も減り、夜中の授乳なしでぐっすり眠れるようになるとこちらも気持ちが楽になりました。

夜にしっかり寝てくれるようになると、昼間も元気でごきげんな時間が増えてきて、一気に成長したように見えました。

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無理なくスムーズにミルクをやめる方法

いきなりやめるよりも「減らしていく」が基本

急にやめると赤ちゃんも混乱してしまうので、まずは日中の元気な時間帯から減らしていくのがおすすめです。

うちは、お昼寝前のミルクをお茶に変えてみたり、一緒に遊んで気を紛らわせるようにしたら、案外すんなり減らせました。

これを続けていくうちに、赤ちゃんもミルク以外のリズムに慣れてきて、親も余裕を持てるようになります。

途中で「今日はうまくいかないな」という日があっても、気にせず翌日にチャレンジするくらいの気持ちが大切です。

哺乳瓶からコップ・マグへの移行を促す

哺乳瓶を卒業するだけでも気持ちが切り替わります。

ストローマグやコップで飲む練習は最初こそこぼしたりしましたが、楽しそうに飲む姿に私も嬉しくなりました。

練習を重ねると赤ちゃん自身も達成感があるのか、自分からコップを選ぶようになったりして成長を感じられます。

ママやパパも「できたね!」と褒めながら続けると、さらに上手になりますよ。

夜間授乳のやめ方と寝かしつけのコツ

夜泣きしたとき、最初は「ミルクで落ち着かせなきゃ」と思っていました。

でも、抱っこや背中をさするだけでも意外と寝てくれることが増えました。

お茶や水を用意しておくのもいいですよ。

最初の数日は少し大変かもしれませんが、赤ちゃんも慣れていくので大丈夫です。

泣き止まないときは、少し部屋を暗くして優しくトントンするだけで落ち着くこともありますし、時間が経つごとに夜中に起きる回数もぐっと減っていきます。

夜間の授乳をやめると、赤ちゃんの睡眠も深くなり、親子でぐっすり眠れる日が増えていきます。

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ミルク卒業で気をつけたいポイント

水分補給やカルシウム摂取の工夫

ミルクがなくなるぶん、牛乳やヨーグルト、チーズなどでカルシウムを補ったり、お茶や水でしっかり水分補給を心がけましょう。

牛乳が苦手なら、ミルク粥やチーズ入りのおかずにすると食べやすいですよ。

野菜や魚、豆腐などからもカルシウムは摂れるので、メニューを工夫して楽しみながら取り入れてみてくださいね。

夜泣きや情緒不安定へのフォロー

卒業の時期はちょっと情緒が不安定になりやすいので、抱っこしたり一緒に遊んだりして安心感をたっぷりあげてくださいね。

私は子どもを寝かしつけるときに「大きくなったね」と声をかけるようにしていました。

ほかにも、一緒に絵本を読んだり、背中をトントンしたり、落ち着く音楽を流したりするのも効果的でした。

甘えたい気持ちを受け止めると、不安が軽くなるようでしたよ。

無理しすぎず赤ちゃんのペースに合わせて

周りと比べて「うちだけまだミルク?」なんて落ち込まなくても大丈夫です。

赤ちゃんのペースは本当にそれぞれなので、無理にやめる必要はありません。

うちも、のんびり構えていたら自然にやめられましたよ。

逆に無理にやめようとしてストレスがたまると、親子ともに負担になります。

気長に見守るくらいの気持ちでいると、赤ちゃんも安心して自分から卒業する準備ができていくように感じました。

だからこそ、時には周りの意見に振り回されずに、家族のペースを大切にしてみてくださいね。

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まとめ

赤ちゃんのミルク卒業は、成長や性格に合わせて少しずつ進めていくのが一番です。

うちも「本当にやめられるのかな?」と不安でした。

でも焦らずに取り組んでいるうちに、いつの間にかコップで水を飲むのが当たり前になり、気がつけば哺乳瓶も卒業していました。

途中でうまくいかずに落ち込む日もありましたが、赤ちゃんのペースに合わせて進めることで親の心も楽になりますし、何より赤ちゃんも安心できるようでした。

焦らず、赤ちゃんのサインを見ながら、笑顔で過ごせるタイミングで少しずつ進めていってくださいね。

ママやパパが楽な気持ちで向き合えば、赤ちゃんも安心してミルク卒業の日を迎えられます。

その日が来たときにはきっと大きな成長を感じられて感動すると思いますよ!