
会社のバーベキューでゲームを任されると、何を選べば全員が楽しめるのか迷いますよね。
候補はたくさんありますが、参加者の年代や関係性、会場の広さまで比べる基準が見えにくいことが、幹事を悩ませる主な原因です。
会社バーベキューでは、短時間、参加自由、安全の3条件を満たすゲームを2つから3つ選べば十分です。
この記事では、準備が少ないゲーム7つに加え、人数別の組み合わせ、30分の進行例、そのまま使える司会の言葉まで紹介します。
会社バーベキューのゲームは3つの基準で選ぶ

盛り上がりそうなゲームを先に探すより、参加しやすさと安全を基準に候補を絞ると失敗しにくくなります。
次の3つがそろっていれば、部署や年代が違う集まりにも合わせやすいでしょう。
10分前後で区切れるゲームを選ぶ
一つのゲームは、説明を含めて10分前後で終わるものが向いています。
長いゲームは食事や会話を止めやすく、途中から来た人や席を外した人も入りにくくなるためです。
一度で決着がつかない場合も、制限時間を決めて区切れば、次の予定へ移りやすくなります。
見るだけの参加も認める
人前で話すことや体を動かすことが苦手な人もいるため、全員に同じ役割を求めないようにします。
回答する人のほかに、時計係、得点係、道具係、応援役を用意すると、参加の仕方を選びやすくなります。
見学だけでもよいと最初に伝えることが、安心して参加できる空気につながります。
火と食事の場所から離れて行う
ゲームの場所は、コンロ、熱い器具、配膳台、人が頻繁に通る場所から離して決めます。
走らないゲームでも、盛り上がると人の動きが大きくなることがあるため、足元と周囲の広さを確認しましょう。
食事を続ける人の席も残し、ゲームへ参加する人と休む人の動線を分けると落ち着いて進められます。
準備が少ない会社バーベキューのゲーム7選

ここからは、会社の集まりで使いやすく、特別な運動道具がなくても始められるゲームを紹介します。
参加人数と会場に合うものを2つから3つ選び、すべて行おうとしないことがポイントです。
| ゲーム | 向く人数 | 目安時間 | 主な道具 |
|---|---|---|---|
| 共通点探し | 3人から6人のチーム | 8分 | お題カード、筆記具 |
| ジェスチャー伝言 | 4人から8人のチーム | 10分 | お題カード |
| 会社プロフィールクイズ | 10人以上 | 10分 | 問題、回答札 |
| 30秒ぴったりチャレンジ | 何人でも | 5分 | タイマー |
| 紙コップタワー | 3人から6人のチーム | 8分 | 紙コップ、敷物 |
| 写真ミッション | 3人から6人のチーム | 15分 | お題、スマートフォン |
| 未開封品の重さ当て | 2人以上のチーム | 8分 | 未開封品、はかり |
共通点探しで初対面の会話を作る
チーム内で話し合い、制限時間内に全員の共通点をできるだけ多く見つけるゲームです。
「好きな季節」「朝に飲む物」「休日の過ごし方」など、答えやすく仕事の評価と関係しないお題を用意します。
住まい、家族構成、年齢など、答えたくない人がいる話題は避け、本人が話せる範囲だけで進めましょう。
ジェスチャー伝言で言葉に頼らず協力する
最初の人だけがお題を見て、声を出さずに動きで次の人へ伝え、最後の人が答えます。
お題は「傘を差す」「電車に乗る」など、誰でも表しやすい日常の動作にします。
大きく動けない人は回答役やお題係を選べるようにし、無理な姿勢や速い動きを求めないことが大切です。
会社プロフィールクイズで部署の違いを知る
社内で公開済みの情報を使い、会社や各部署に関する三択クイズを出します。
「社内にある会議室の数」「一番遠い拠点までの距離」など、知らなくても気まずくならない問題が向いています。
個人の過去、成績、失敗談を本人の了承なく問題にせず、内輪の人だけが分かる内容へ偏らないようにしましょう。
30秒ぴったりチャレンジで全員が参加する
司会の合図で目を閉じずに静かに30秒を数え、ちょうどだと思ったところで手を挙げます。
実際の時間に最も近い人やチームが勝ちなので、道具が少なく、食事の合間にも行いやすいゲームです。
目を閉じるルールにすると足元が不安な人もいるため、座ったまま行い、周囲を歩かないようにします。
紙コップタワーで役割を分けて競う
制限時間内に紙コップを積み、倒れずに最も高くできたチームを決めます。
積む人、渡す人、作戦を考える人、時間を計る人に分かれると、自然に協力が生まれます。
風が強い屋外では紙コップが飛びやすいため、風よけのある場所で行うか、別のゲームへ切り替えましょう。
写真ミッションで会場を歩いて交流する
「丸い物」「同じ色が3つある場所」などのお題を探し、チームで写真に収めます。
人の顔を必ず写すルールにはせず、物や景色だけでも達成できるお題にすると参加しやすくなります。
立入禁止の場所へ入らないことと、撮影した写真を社内外へ共有する前に写った人へ確認することを最初に伝えましょう。
未開封品の重さ当てでBBQらしさを添える
未開封の紙皿や割り箸などを手に持ち、重さを相談して予想するゲームです。
正解はキッチンスケールで量り、実際の重さに最も近いチームを発表します。
生肉や冷蔵が必要な食品は使わず、ゲーム用の物は調理台から離れた場所で扱ってください。
参加人数に合わせてゲームを組み合わせる

同じゲームでも、人数が増えると待ち時間や説明の届き方が変わります。
全員が一度に動くのか、小さなチームへ分かれるのかを先に決めておきましょう。
10人から20人は全員で同じゲームを楽しむ
10人から20人ほどなら、最初に30秒ぴったりチャレンジを全員で行うと、短時間で空気がやわらぎます。
続けて3人から5人のチームで共通点探しを行えば、ゲーム全体を20分ほどに収められます。
司会一人でも全体を見やすいため、初めての幹事にも進めやすい組み合わせです。
20人から40人は4人から6人のチームに分ける
20人を超える場合は、4人から6人のチームに分けると一人ずつ役割を持ちやすくなります。
紙コップタワーとジェスチャー伝言を同じチームで続ければ、移動や組み直しに時間がかかりません。
各チームに道具を一組ずつ用意し、開始と終了の合図を全体でそろえましょう。
40人以上は同時進行できる場所を用意する
40人以上では、一つのゲームを順番に行うと待つ人が増えるため、複数の場所で同時に進めます。
共通点探し、会社プロフィールクイズ、未開封品の重さ当てなど、狭い範囲でもできる企画を組み合わせると動線を分けやすくなります。
場所ごとに担当者が必要になるため、手伝う人を集めにくいときは全員参加のクイズ一つに絞ってもかまいません。
参加者に合わせて無理のない内容に整える

会社バーベキューでは、普段よく話す人だけでなく、初対面に近い人や家族が参加することもあります。
「盛り上がるはず」という思い込みより、その場にいる人が選びやすい形へルールを整えましょう。
初対面が多いときは会話のきっかけを優先する
部署を越えた交流が目的なら、勝敗が強く出るゲームより、共通点探しや簡単なクイズが向いています。
自己紹介を一人ずつ長く求めず、お題への短い答えから自然に会話が始まる形にします。
名前を覚えることを競わせるより、「話したことのない人と一言交わせたら十分」と考えると進行もやさしくなります。
家族連れがいるときはルールを一段簡単にする
子どもが参加する場合は、説明を短くし、脱落する人が出ないルールへ変えます。
紙コップタワーなら高さだけでなく「きれいな形」も賞にすると、年齢に関係なく工夫を楽しめます。
子どもの見守りは保護者だけに任せきらず、会場の火や通路に近づかない配置を運営側でも確認しましょう。
運動が苦手な人も役割を選べるようにする
屋外のゲームだからといって、走ることや大声を出すことを前提にする必要はありません。
回答、記録、撮影、時計、応援などから役割を選べれば、座ったままでもチームに加われます。
本人へ理由を聞き出さず、「好きな役割を選んでください」と全員へ同じように案内しましょう。
チーム分けで部署や役職の壁をやわらげる

チーム分けは交流のきっかけになりますが、幹事が一人ずつ名前を呼ぶと時間がかかります。
受付から自然につながる仕組みを使い、特定の人だけが孤立しない人数へ整えましょう。
受付で色カードを配って自然に分ける
受付で色の違うカードを順番に配り、同じ色の人を一つのチームにします。
部署を混ぜたい場合は名簿を見ながら配る順番だけ調整し、参加者の前で所属や役職を基準に並べ替えないようにします。
一チーム4人から6人を目安にすると、話す人と見守る人の両方が役割を持ちやすくなります。
各チームに進行を助ける人を一人置く
ルールを理解している人を各チームに一人置くと、質問が司会へ集中しません。
その人には仕切り役を任せるのではなく、道具の確認と困ったときの連絡だけをお願いしましょう。
いつも同じ人がまとめ役にならないよう、ゲームごとに時計係や記録係を交代する方法もあります。
順位だけでなく協力した点も認める
一位だけを発表すると、競争が得意な人ばかりが目立つことがあります。
「声をかけ合えたチーム」「工夫が面白かったチーム」など、協力や発想を認める賞も用意してみましょう。
勝つことより、普段話さない人と気持ちよく関われたことを大切にすると、会社イベントらしい交流につながります。
事前準備は会場確認と小さな道具で整える

ゲームの内容が決まったら、道具を買う前に会場の決まりと使える範囲を確認します。
準備物を増やしすぎず、雨や強風に変わったときの予備案まで一枚のメモにまとめましょう。
会場ルールと使える場所を先に確認する
施設へ、ゲームを行ってよい場所、音を出せる範囲、使える机、雨天時の移動先を確認します。
ほかの利用者と共有する場所では、通路をふさいだり、大きな声を長く出したりしない企画を選びます。
コンロや炭を扱う場所から十分に離れ、終了後に道具をすぐ回収できる場所が安心です。
道具は一つの箱にまとめて予備も入れる
お題カード、筆記具、テープ、タイマー、得点表、予備の紙を一つの箱へまとめます。
チームごとに小さな袋へ分けておくと、当日に数を確認しながら配る手間を減らせます。
スマートフォンだけに頼らず、電池切れや通信の不調に備えて紙の進行表も用意しましょう。
景品は持ち帰りやすく差が大きすぎない物を選ぶ
景品を用意するなら、軽くて持ち帰りやすく、金額の差が大きすぎない物が扱いやすいでしょう。
個人への高価な景品より、チームで分けられる小さな日用品や、参加者全員へ同じ物を渡す形も選べます。
食品を選ぶ場合は、アレルギーや持ち帰り時の温度管理に配慮し、分からないときは食品以外にすると安心です。
雨や強風でもできる予備案を決める
屋根のある場所へ移れるなら、共通点探し、会社プロフィールクイズ、30秒ぴったりチャレンジを予備にします。
紙コップやカードが飛ぶほど風が強いときは、重しを増やすよりゲーム自体を変更したほうが進めやすくなります。
雨天時の定員や移動先が確保できない場合は、ゲームを中止して食事と会話を優先してもかまいません。
私が会社バーベキューの準備をしたときは、会場へ電話してゲームに使える場所と雨天時の屋根の範囲を確認しました。
当日は予想より風が強かったため、紙コップタワーを共通点探しへ変更しました。
お題カードをチーム別の袋に入れておいたので、予定を変えても5分ほどで始められました。
30分の進行例で食事との区切りをつける

ゲームの時間は30分を目安にすると、食事や自由な会話を邪魔しにくくなります。
説明、ゲーム、発表の時間を先に分け、延びたときに削る部分も決めておきましょう。
| 時間 | 行うこと | 幹事の確認 |
|---|---|---|
| 0分から5分 | 参加方法、チーム、ルールの説明 | 見学や役割変更もできると伝える |
| 5分から15分 | ゲーム1 | 終了2分前に知らせる |
| 15分から25分 | ゲーム2 | 道具と人の動線を見る |
| 25分から30分 | 結果発表、片付け | 順位以外のよかった点も伝える |
開始5分で説明とチーム確認を行う
最初の5分で、参加は自由であること、ゲームの場所、チーム、終了時間を伝えます。
細かな例外をすべて話すより、最初のゲームを一度見本で見せるほうが伝わりやすいでしょう。
質問が出たら全体へ短く共有し、同じ説明を各チームで繰り返さずに済むようにします。
20分でゲームを2つ行う
一つ目に全員が理解しやすい短いゲームを置き、二つ目にチームで協力するゲームを置きます。
たとえば、30秒ぴったりチャレンジのあとに共通点探しを行うと、静かな始まりから会話へつなげられます。
予定より時間がかかったら、二つ目の回数を減らし、終了時刻は守りましょう。
最後の5分で結果発表と片付けをする
結果発表は短く行い、一位だけでなく、協力やアイデアがよかったチームにも一言添えます。
ゲームで使った道具は参加者が食事へ戻る前に集め、通路やテーブルへ残さないようにします。
写真を撮った場合は、共有先と削除の希望を確認してから解散しましょう。
短い司会と見守りで参加しやすい空気を作る

司会は場を大きく盛り上げるより、迷う人が出ないように短く案内する役目です。
ルール、参加方法、終わりの合図を順番に伝え、始まったあとは全体を見守りましょう。
説明は一度に一つのルールを伝える
最初にゲーム名と終了時間を伝え、次に勝ち方、最後に注意点を説明します。
「今から8分間、チームで共通点を探します。数が多いチームが一位です。答えたくない質問は飛ばしてください」のように短くまとめます。
お題や得点の細かな条件はカードにも書き、聞き取れなかった人が確認できるようにしましょう。
参加しない選択を最初に案内する
「参加は自由です。見学、時計係、応援だけでも大丈夫です」と全員へ案内します。
特定の人にだけ参加できない理由を尋ねると答えにくいため、役割を選べる仕組みを全員共通にします。
一度断った人を繰り返し誘わず、食事や会話を続けられる席を残してください。
盛り上がりが弱くても予定どおり区切る
反応が静かでも、参加者が楽しんでいないとは限りません。
司会が大声を求めたり、予定外の罰を足したりせず、終了時刻になったら気持ちよく区切ります。
「参加してくださってありがとうございました。ここからはゆっくり食事を楽しんでください」と伝えれば、次の時間へ自然に移れます。
当日は「見学でも大丈夫です」と最初に伝え、各チームに時計係を置きました。
ゲームへ加わらなかった人も時間を知らせる役なら参加しやすく、無理に声をかけ続けずに済みました。
食事が盛り上がっていたため二つ目のゲームを短くしましたが、終了時刻を守ったことで片付けも慌てずに進められました。
気まずさや事故につながる企画を避ける

会社の集まりでは、仲のよい友人同士なら笑える内容でも、負担に感じる人がいるかもしれません。
参加者の尊厳、食事の衛生、会場の安全を優先し、迷う企画は使わない判断も大切です。
個人情報や容姿を題材にしない
年齢、交際、家族、住まい、収入、健康、容姿などを当てるゲームは避けます。
本人が以前話していた内容でも、別の場で全員へ公開してよいとは限りません。
会社プロフィールクイズは、社内で公開されている場所や制度など、個人を題材にしない問題へそろえましょう。
飲食や罰を無理に求めない
負けた人に大量に食べてもらう、苦手な物を口にしてもらう、大声で何かを言ってもらう罰は使いません。
食べられる量や苦手な物は人によって違うため、ゲームの勝敗と飲食を結びつけないほうが安心です。
負けたチームも拍手で終えられるルールにし、追加の負担を作らないようにします。
生の食材とゲーム道具を混ぜない
生肉、肉汁が触れたトング、調理中の皿をゲームに使わないでください。
食材は中心まで十分に加熱し、生の食材を扱う道具と食べるときの道具を分けることを優先します。
ゲームの道具と調理用品は別の箱と机で管理し、担当者も手洗いをしてから食事へ戻りましょう。
暑さや体調を優先して中断する
予定したゲームが残っていても、暑さが強いときや参加者が休みたいときは中断します。
日陰や休める席を確保し、水分を取る時間をゲームの前後にも入れましょう。
体調がすぐれない人がいる場合はゲームを続けず、会場スタッフや社内の担当者へ早めに知らせてください。
撮影と共有は本人の希望を確認する
ゲーム中の自然な表情を撮りたい場合も、撮影前に参加者へ伝えます。
社内の共有場所へ載せる場合と、個人の交流場所へ載せる場合では、見られる範囲が異なります。
写りたくない人が避けられる位置を作り、公開後に削除の希望が出たときの連絡先も決めておきましょう。
まとめ

この記事のポイントをまとめます。
- ゲームは短時間、参加自由、安全の3条件で選ぶ
- 候補を増やしすぎず2つから3つに絞る
- 初対面が多いときは共通点探しやクイズを選ぶ
- 運動が苦手な人も時計や記録の役割を選べるようにする
- 一チームは4人から6人を目安にする
- 会場のルールとゲームに使える場所を事前に確認する
- 雨や強風に備えて座ってできる予備案を用意する
- ゲーム全体は30分を目安にして終了時刻を守る
- 個人情報、飲食の強制、生の食材を使う企画は避ける
- 撮影と共有は写る人の希望を確認する
会社バーベキューのゲームは、たくさん用意するほど喜ばれるわけではありません。
参加者に合うゲームを2つから3つ選び、見学や役割変更もできると伝えれば、無理のない交流のきっかけを作れます。
幹事が一人で盛り上げようとせず、安全に始めて予定どおり終えることを大切にしてください。