赤ちゃんとのはじめてのお出かけは楽しみもありますが、それ以上に心配も多いと思います。
しかも、まだ首が据わっていない赤ちゃんを連れて出かけるとなると、更に心配になってしまいますよね。
そこで今回は、
「首が据わっていない赤ちゃんを連れてお出かけするときの注意点」
「ベビーカーと抱っこ紐のどちらかがいいのか?」
などなど、まだ首のすわり前の赤ちゃんと一緒にお出かけする、その前に知っておきたいことについて、詳しく見ていきましょう!
首すわり前の赤ちゃんとのお出かけのとき ベビーカーと抱っこ紐どっちがいい?
まず、まだ首が据わっていない赤ちゃんと出かける際には、ベビーカーと抱っこ紐を両方用意しておくと安心です。
ママの負担を考えればベビーカーですが、「赤ちゃんとの外出で荷物を持たなくてはいけないシーンでは、抱っこ紐を使う」といったように、シーンによって使い分けをするようにしましょう。
またベビーカーでジャリ道やでこぼこの道を進むと、「揺さぶられっ子症候群」を引き起こす危険性があります。
ベビーカーを使う際は、しっかり舗装した道のみと決め、悪路をわたらなければいけないときには抱っこ紐を使うのが正解です。
ただしベビーカーも抱っこ紐も、新生児期に使えるものでなければいけません。
次にご紹介するポイントを参考に、適切な規格のベビーカーや抱っこ紐を選んでくださいね。
ベビーカーと抱っこ紐の選び方
まずは、ベビーカーの選び方について見て行きましょう。
ベビーカーには
- A型ベビーカー
- B型ベビーカー
A型ベビーカーは、リクライニングが150度以上可能なベビーカーです。
一方、B型ベビーカーは、リクライニングが100度までしか出来ないベビーカーです。
もう答えはお分かりかと思いますが、首が座っていない赤ちゃんを乗せるのに適したのは、A型ベビーカーです。
首が据わっていない赤ちゃんを乗せるのは、ベッドのようにフラットな状態でなければ乗せられないからです。
次に抱っこ紐の選び方ですが、
- 横抱きタイプのもの
- 首元を支えてくれるインサートをつけて使用する縦抱きタイプ
横抱きタイプより縦抱きタイプのものが人気で、さまざまな種類が売られています。
首すわり前の赤ちゃんをベビーカーに乗せるとき 移動中の角度はどれくらいがいいの?
首据わり前の赤ちゃんとベビーカーで出かける際は、先ほどお話したとおり、フラットな状態で乗せなくてはいけません。
180度リクライニングさせ、赤ちゃんの首に負担がかからないようにしましょう。
また、首が据わってきたら少しずつリクライニングの角度を上げていきます。
ただし、腰が据わってお座りが出来るようになるまでは、45度を目安にしっかりと角度をつけて乗せてあげてくださいね。
股関節は90度になるようしっかり曲がるように調整し、赤ちゃんがずり落ちてきてしまう場合は、座面に丸めたタオルなどを入れてあげるといいでしょう。
腰が据わってお座りが出来るようになったら、基本的に体を起こした状態で乗せてOKです。
座面が水平だと座りにくいので、軽く角度をつけて上げるのがポイントです。
リクライニングは15度くらいまで起こして、赤ちゃんがしっかり座れるようにしましょう。
股関節も引き続き、90度になるように調整するのを忘れないようにしてください。
更に、腰の後ろにサポートがあると姿勢が崩れにくいです。
背もたれにしっかりとクッションが入っているベビーカーが理想ですが、もしない場合はタオルやクッション等を腰の後ろに入れて、赤ちゃんの背中を守ってあげましょう。
首すわり前の赤ちゃんとのお出かけのまとめ
首が据わっていない赤ちゃんと出かける際には、ベビーカーと抱っこ紐を使い分けるといいでしょう。
ただし予算の都合等でどちらかしか用意できない場合は、汎用性が高い抱っこ紐を選ぶのがオススメです。
ベビーカーはフラットに出来るA型ベビーカーを、抱っこ紐は横抱きか首を支えてくれるインサートがある縦抱きのどちらかを選ぶようにします。
赤ちゃんとのお出かけは気をつけることも多いですが、楽しいこともきっと沢山あるはずです。
赤ちゃんの体調や姿勢に気をつけつつ、お出かけを楽しんでくださいね。