育児の仕方って世代ごとで違いますよね。
昔は、親が食べた箸で子供にも食べさせたりしました。
でも今は、「虫歯菌がうつるから」という理由で、箸やスプーンは共有して使わないと言うのが常識になりましたよね。
しかし、祖父母世代は「箸の使い回し」が普通だったので、話が通じないところがあります。
それでも性格が素直な人であれば、こちらの申し出にも応じてくれて「そういうことなら」と対応してくれます。
でも中には、激怒して「逆にみせつけるように自分の箸で食べさせたり」なんて人もいるし、そうなると関係が修復不可能になっていくので、もう大変です。
別世帯で、普段はあまり関わらないならいいのですが、同居していたりするとなおさら難しいですよね。
そこで今回は、祖父母を怒らせないでスムーズに「箸の共有」をやめてくれる方法はないか?ということについて、詳しく見ていきましょう!
赤ちゃんに虫歯菌がうつるのはいつから?普段から気を付けておくことは?
赤ちゃんに虫歯菌が移ると言う話は有名ですが、いつから移るのか?についてはよく知らない人が多いです。
虫歯菌と言うくらいですから歯がないと消えてしまいます。
虫歯菌は歯の表面にくっついて増殖しますので、歯がない時はそのまま菌ごと飲み込んで胃袋にいっちゃいます。
だいたい7ヶ月くらいから、下から歯が生えてきますよね。
それ位の時期になると、注意が必要です。
虫歯菌が気になるあまりに何もできなくなるのもいかがなものかと思うわけですが、食べ物をふーふーしたら移るのかなど悩む人も多いです。
虫歯になりやすいと言うのは体質などもありますし、虫歯菌が移ることを気にするあまり赤ちゃんとのコミュニケーションが希薄になるのもよくないですね。
箸の使い回しはしないとか、スプーンは別に用意するとかくらいですかね。
今のママがやることは100%ないでしょう。
でも、ママが自分の口で噛んで柔らかくしたものを赤ちゃんに食べさせるなどのことをしたら、確実に大量に虫歯菌は移ります。
私は親が仕事で忙しかったため、祖母に育てられましたが、赤ちゃんのうちはそれをやられたため、子供の時からものすごい虫歯でした。
これって軽い虐待ではと今では思います。
離乳食なんてものがない時代だったでしょうから、昔の人はそうやって子供に与えたのだと思います。
だから祖父母が箸の使い回しならまだしも、口で噛んだものをあげようとしていたらそれは絶対阻止しないといけません。
あともう1つは、周りの人間が歯の治療をするということです。
親のほうが虫歯の治療をしていれば、口の中の虫歯菌はゼロとはいかなくてもかなり減少します。
もちろん祖父母も定期的に歯医者に通って、歯石除去などしてもらうようにしてもらいましょう。
食事前に歯磨きをするとかうがいをするなどでも虫歯菌は減ります。
そうすれば最終的にお子さんに虫歯菌が大量に移ることを阻止できますよ。
しかし虫歯菌ゼロのまま大人にするというのはけっこう大変かなと思いますよ。
例えば保育園などで、すでに虫歯菌を持っている子がなめたおもちゃを自分の子もなめちゃったら移るかも?とかいう可能性もあるわけで・・・
虫歯菌は熱には弱いので、火を通せば死んでしまいますけど常温だとどれくらいで死滅するのかは不明です。
歯が生えてきたら定期的に歯医者に行って、
- フッ素を塗ってもらうとか
- 小さい虫歯のうちに治療してもらう
赤ちゃんに虫歯がうつる?コミュニケーションのキスは何歳まで我慢?
キスをすると、虫歯菌が赤ちゃんに移る可能性があります。
口と口ですればですけど・・・
とはいえちょっと口がつくくらいですから、移る可能性があるようなないような?運が悪ければ移るかもという程度です。
なんでこんなあいまいかというと、赤ちゃんの抵抗力とか免疫力と関係していて。
すぐにうつってしまう子と、口に菌が入ってもうつらない子もいるのと。
あとは、虫歯菌は目に見えないものなので、何でうつったかという証明もできないので断言もできません。
私もはるか昔の記憶をたどりましたが、子供の口に「ちゅーっ」としたような気もします(汗)
途中からほっぺにするようになりましたが。
口で噛んで与えたりはしませんでしたけど、虫歯は普通にありますね。
今は中1ですが、歯並びが悪い割には虫歯は少ないとも思いますけど・・・
ちょこっと削って詰めるくらいはありますけど、ひどい子は銀歯になっちゃったりもあるので、虫歯も重度になるまで放置はいけません。
やっぱりチューで移った可能性はあるかもしれませんね。
しかし実家に行った時に祖父母に使い回しの箸で食べさせられた可能性も高いです。
自分の見えないところで何があるかはわかりません。
パパなどは無頓着な人が多いので、ママばかりきーきー言ってて疲れちゃったりして。
キスももしかしたらされているかもなと思います。
祖父母にもやるなというと角がたつので、ほっぺならOKというくらいにしましょうか。
ほっぺにキスなら虫歯菌は移らないと言われています。
そりゃ当り前ですよね(笑)菌が歩いたら別ですが・・・
大人同士のキスでは虫歯菌が移るなどのことはないので、ある年齢になると注意する必要はなくなるわけですが、それは何歳からかというと3歳です。
あら、意外と早いうちに大丈夫なるんだなぁと思ったわけですが、3歳だともうパパママと口ではチューしてくれないんじゃないでしょうか。
赤ちゃんの時からしていたら別ですが、3歳になって親が急にチューしてきたらどうなんだろう?と思ったのですが、大好きなパパママだったらしてくれるかもですね。
せっかく解禁になるわけなので、しばしの間楽しんでください。
その時はキスをする前に歯磨きをして、口の中を綺麗にしておいてくださいね。
赤ちゃんに虫歯菌を移さないために!のまとめ
虫歯菌は使い回しの箸やキスで移るという話を聞くと、ママは子供の将来のために真剣になります。
そのせいで祖父母にご飯を食べさせないでって思ったり、口を近づけないで!とか神経質になってしまったりと大変です。
最後は子供を触らせたくないまでいっちゃう人もいますが、コミュニケーションというのも大事なので、虫歯にさせないことも大事ですがほどほどにしましょう。
絶対だめなのは、口で噛んだものを与えることです。
それ以外は多少目をつぶって、虫歯予防に励むしかないですね。
フッ素を塗ってもらうとか、定期健診にこまめに行くなどで大きな虫歯を作らないように気をつけましょう。
虫歯菌も重要ですが、ジュースやお菓子をだらだら食べさせる方がよほど悪いという医者もいますので、そっちも注意していきましょうね。