誕生日ケーキで使う「ろうそく」。
このろうそくって、「火を灯し続けるためのものではなく、息で吹き消すためのもの」なので、必ず余りますよね?
火をつけてすぐに消すので長いままだし、カラフルな色で綺麗なので私はついつい保存してしまいます。
「でも、結局使い道がないので(次の誕生日ケーキにも新しいのがもらえるし)、そのまま引き出しの中に・・・」
と我が家と同じ状況になっている人も多いんじゃないでしょうか?
引き出しを整理するたびに「いい加減もう捨てなきゃな…」と思っているあなた!
ちょっと待ってください。
そのろうそく、実は結構使えるんですよ!
そこで今回は、ケーキ用のろうそくの再利用方法について、詳しく見ていきましょう!
ケーキ用ろうそくの再利用でおすすめ!災害時に使えるろうそくの作り方は?
誕生日ケーキのロウソクの再利用でおすすめなのは、「災害時用のろうそく」を作ることです。
災害時用のろうそくにリサイクルする方法①ろうそくを適当に割って湯せんする
電子レンジでもOKです。
少しずつ様子を見ながらあたためてください。
災害時用のろうそくにリサイクルする方法②溶けたら容器に入れる
このとき、作った後に容器をそのまま使いたい場合は
- 缶詰
- ビン
- コップ
ろうそくだけのものをつくりたかったら(火を付けるときはお皿などの上で)、紙コップに作って、ろうそくが固まったら紙コップをはがせばOKです。
災害時用のろうそくにリサイクルする方法③芯を入れる
ろうそくの芯には、元々ついていたものや、たこ糸を使うのがおすすめです。
固めている間にふにゃっとならないように、割り箸に巻き付けて固定しておくと良いですね。
災害時用のろうそくにリサイクルする方法④2時間ほど固める
ろうそくを砕いて解かして芯を入れて固めるだけ。
あとは、2時間ほど放置して固めたら完成です!
とっても簡単!ですよね。
子供と一緒に作ることもできますし、防災の意識を高めることもできますので、夏休みの自由研究などにも活用できると思いますよ。
②の「溶けたら容器に入れる」ときに、アロマオイルをたらせば「アロマキャンドル」になります。
白のろうそくばかりのときは、クレヨンを削って一緒に入れると好みの色を付けることができます。
ケーキ用ろうそくは元々カラフルなものが多いので、それを活かすのであれば、「モザイクキャンドル」のように、見た目がポップでかわいいものにもリメイクすることができます。
■「モザイクキャンドルの作り方」の詳細を見てみる
災害用に、ととっておくのはもったいないほどのかわいいものが出来上がるかもしれませんね♪
ちなみに、災害時用のろうそく以外の再利用方法も、ご紹介しておきますね!
ケーキ用ろうそくのロウソク以外の再利用方法①滑りやすくする
引き戸のレールに直接塗ると開閉がスムーズになります。
服のチャックが閉まりにくいときは、歯ブラシにろうそくをつけてからチャックに塗ると動きがよくなります。
ケーキ用ろうそくのロウソク以外の再利用方法②サビ防止
ろうを塗っておくことで、裁縫の針だとか、スキー板のサビ防止になりますよ。
ケーキ用ろうそくのロウソク以外の再利用方法③カビ防止
お風呂の床の目地に塗り込めば、カビが生えるのを抑制できますよ。
ケーキ用ろうそくのロウソク以外の再利用方法④汚れ防止
上靴や白いスニーカーなどを使用前にあらかじめ塗っておくと、汚れを落としやすくなります。
塗るときに力が入るので、太めのろうそくの方が向いています。
そういえば、私のおばあちゃんの家でも引き戸の調子が悪いときは、ろうそく塗ってたなぁと思いだしました。
どれも昔ながらの方法ですね。
ケーキ用ろうそくを再利用!数字の形のろうそくの作り方は?
誕生日ケーキ用のろうそくとして、数字の形をしたものも売っています。
ケーキ屋さんのショウウインドウのところによく置いてあります。
が、サービスでつけてもらえるろうそくと比べるとお値段が高いので(当たり前)、私はなかなか手がでません;
でも、これも実は先ほどの要領で自宅で作ることができるのです!
100均などで、チョコレート用の型などが売っていると思いますが、その中で数字のものを探して買ってきたら、ほぼできたも同然です。
ろうそくを砕いて溶かし、数字の型に流し込んで芯と棒(ケーキにさすための)を入れて固めたら、できあがり!
コップで作るキャンドルよりも固まる時間は短くて済みます。
数字以外にも、動物の型はハートなどもあるので、お好みでいろいろな形のキャンドルを作ることができますよね。
子どもと一緒に好きな形を選んで作ればきっと喜んでくれると思います!
お金も節約できるし、親子で嬉しいですね!
■「主役に合わせてカスタマイズ♪オリジナルバースデーキャンドルの作り方」
ケーキ用のろうそくを再利用!?のまとめ
「ケーキ用のろうそくが再利用できますよ!」ということについて、最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- ケーキ用のろうそくは、「災害時用のろうそく」として再利用することができます。
- 「砕く→溶かす(湯せんor電子レンジ)→型に入れる→芯(たこ糸)を入れる→固める」が基本のリメイク方法です。
- アロマキャンドル、モザイクキャンドル、数字キャンドルなども作ることができます。
ただ、特に小さな子どもと一緒に作るときには、くれぐれもヤケドに気を付けてくださいね。