ミョウガがプランターで簡単に作れるって本当?育て方のポイント

この記事は約4分で読めます。

そうめんや鰹のタタキの薬味として、ピリッとした味が人気のミョウガ。

スーパーで買うとやや割高感があり、好きでもなかやか食べられないという方が多いのではないでしょうか?

実は、家庭菜園でミョウガは簡単に育てられます。

その上プランター菜園でも、簡単に育てられるのです!

そこで今回は、プランターの家庭菜園におけるミョウガの育て方を、詳しく見ていきましょう。

スポンサードリンク

家庭菜園でミョウガは育てやすい!プランターで春に植え付けできる!

プランター菜園でミョウガを育てる場合、プランターの深さは30cm程度必要です。

ミョウガは土の中で育つ為、深めのプランターが必要なのです。

土は、野菜用培養土を用意しましょう。

水持ちもよく、通気性が高い腐葉土が多く含まれた土だとなお良いです。

ミョウガは苗ではなく、球根を植えて育てます。

球根といってもチューリップのような玉ねぎ型ではなく、太い根っこのような細長い形をしています。

球根は大きく、しっかりしたものを選びましょう。

プランター、土、球根を用意したら、春先に植えましょう。

プランターに底石を敷き、土を入れていきます。

さらに深さ5cm程度の場所に球根を乗せ、上に堆肥を乗せます。

最後に上から土をかけて、植え付けは完了です。

ミョウガが初心者向けと言われているワケ

ミョウガはなぜ初心者でも育てやすいと言われているのかというと、大きく分けて2つの理由があります。

1つ目の理由は、病害虫被害がほとんどないことです。

家庭菜園において、病害虫が1番厄介です。

虫除けを行ない、更に野菜の様子をつぶさに観察して、虫がついていないかを確認する必要があります。

しかし、ミョウガには病害虫はほぼつかず、基本的にほったらかしでもOKなのです。

2つ目の理由は、ミョウガは湿気があり暗いところを好む為、ベランダでも栽培できるということです。

日当たりを気にせず手軽に育てられる為、初心者でも安心して育てられます。


スポンサードリンク

ミョウガは家庭菜園におすすめ!水やりをすれば毎年収穫!

ミョウガは4月頃に植えると、大体8月~9月頃に収穫できます。

収穫の際は花の根元を掴み、捻りつつ引っ張るのがコツです。

花が咲いたら花に栄養を取られ、ミョウガの味や食感が落ちてしまいますので、花が咲いたらすぐに収穫するようにしましょう。

収穫した後も、水やりをすれば来年以降も収穫することが可能です。

ただし水やりをしているだけでは、来年以降にミョウガが芽を出さない可能性があるので、注意が必要です。

翌年以降にも収穫するコツとは?

ミョウガを収穫した後は葉が残るので、枯れて倒れるのを待つか、葉を切り取ってしまいましょう。

もし時間があれば一度球根を掘り起こし、土に堆肥を入れて植え直します。

土が乾いたら水を与え、水やりを定期的に行うようにします。

ただし11月~1月にかけては、ミョウガが休眠期に入りますので水やりは不要です。

冬はミョウガの上に少し多めに土を盛り、防寒対策をしてください。

2月下旬頃からミョウガの休眠期が終わり、生育が再開されます。

春の陽気を感じるようになったら、控えていた水やりを再開させ、ミョウガの生育を促します。

うまくいけば4月頃にミョウガの芽が出てきて、夏に収穫することが出来ます。

また、2年に1回は植え替えをする必要があります。

掘り起こした球根の土を全て落とし、古い球根や余分な根を取り除きます。

全体の半分くらいを残し、後は潔く処分して植え替えを行いましょう。

家庭菜園でミョウガをプランターで!まとめ

ミョウガは家庭菜園初心者でも簡単に栽培できますので、初めての野菜にうってつけです。

手間もかからず虫の心配もないので、誰でも美味しいミョウガを育てられます。

また、ベランダ菜園の場合でもミョウガは育てられます。

ミョウガは直射日光を嫌うため、むしろベランダ菜園向きの野菜と言えるでしょう。

うまく育てれば、翌年以降も収穫出来ますよ。

是非、ミョウガのプランターで育ててみてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。