誕生日やクリスマスなど、素敵なデコレーションケーキにろうそくをつけて吹き消すのは、いくつになってもワクワクする瞬間ですよね。
年を重ねるごとに一つずつ増えていくケーキのろうそく、皆さんはこの使い終わったあとのケーキのろうそくはどうしていますか?
吹き消す一瞬の為だけに火をつけて処分してしまうのは、なんとなくもったいないような気がしますよね。
このケーキに使ったろうそくは、再利用することはできないのでしょうか?
そこで今回は、このケーキに使ったあとのロウソクの再利用について、詳しく見ていきましょう!
ケーキ用の使用済ろうそくの再利用!簡単にできるアイデア
ケーキに使用したろうそく、再利用なんてできるの?と思われるかもしれませんが、
実は生活の様々な所で活躍してくれる便利アイテムなんです!
誕生日ケーキの使用済みろうそくの再利用!生活の中で使う方法
ろうそくの“ろう”は、生活の様々な所で便利に活用することができるのです。
そんなアイデアをご紹介しますね。
使用済みろうそくの生活の中での再利用法①防水・防汚としてつかう
ろうそくのろうは、水をはじく効果があります。
その性質を利用して、防水や汚れ防止に利用できますよ。
また、お風呂のタイルなどのカビが気になる所に擦り付けておけば、カビを防いでくれる効果もあります。
使い方はとても簡単で、ろうをつけたい場所にろうそくをこすりつけ、ドライヤーで塗ったヶ所を温めてろうを溶かします。
再度ろうそくをぬったら完成です。
使用済みろうそくの生活の中での再利用法②さび止めとしてつかう
実は「ろう」には、さびを止めてくれる効果があります。
オススメなのは、縫い針のさび止めです。
縫い針にろうそくをスリアスリしておくと、さび止めの効果で針を錆びずに使うことができますよ。
あとは、スキー板の錆止めなどにも使えます。
使用済みろうそくの生活の中での再利用法③滑りをよくするためにつかう
ろうそくには表面を滑らかにして、滑りをよくする効果があります。
なので、すべりが悪くなった引き戸や、ギシギシするファスナーなどにつけると、なめらかな使い心地に大変身しますよ。
閉まりにくいドアなどがあれば、是非お試しくださいね!
使用済みろうそくの再利用!もう一度ろうそくとして使う方法
ケーキのろうそくとして使用済みのろうそくは、もう火をつけて再度ろうそくとして使用することはできないのでしょうか?
いいえ!
ろうそくは温めることでロウを溶かし、再度固めることができますので、またろうそくとして再利用することも可能です。
使用済ろうそく使ったカラフルロウソクの作り方
*色付きキャンドルの作り方
①不燃性のろうそくの型を用意しましょう。専用のものじゃなくても、自宅にある可愛い器などで大丈夫です。
②ろうそくを湯煎して溶かします。この時、ろうそくの芯は再度利用しますので、とっておがきましょう。
③好きな色のクレヨンを②の中にいれて、ろうに色をつけます。
④ろうそくについていた芯をまっすぐに型の中にセットします。
⑤溶かして色をつけたろうを型の中に流しいれて、冷えて固まったら完成です!
溶かして固めるだけの簡単作業なので、とっても簡単にできますね。
③の色を付ける作業の時に
- アロマオイルをいれてアロマキャンドルにしたり
- キラキラのラメなどをいれてデコったり
ろうそくの再利用で消えにくいロウソクを作る方法!?
あまった中途半端なろうそくを集めて溶かして固めれば、また新たなロウソクを作ることができます。
ロウソクを再利用して消えにくいろうそくの作り方
①お鍋にお湯を沸かし、ろうそくを缶などに入れて湯せんで溶かす。
②割る前の割りばしの間に芯をはさみ、紙コップに橋のように渡して垂らす。
※事前に、溶けたロウを芯にしみこませて固めておくとまっすぐに固定できます。
※芯は紙コップの中央にくるようにセットしてください。
③溶けたロウを紙コップに注ぐ。
④色付け・香りづけをするならこのタイミングで。
⑤冷えるまでそのまま放置する。
※急冷するとひび割れしてしまうので注意してください。
⑥紙コップを破いてできあがり。
この手順で、ロウソクは生まれ変わって新しいものになります。
そして、少しでも消えにくいロウソクにするには、「芯」の長さや点火方法に一工夫してみましょう。
ロウソクの上に出す芯の長さは6~10mmほどがベストです。
あまりにも長いとロウの部分にたどり着くまでにススが出てしまい、炎が大きくなるばかりになってしまいます。
着火するのは、芯の先の方ではなくて根元にすると早くロウに熱が伝わるので効率よく燃えていきます。
一口に「芯」と言っても、
- 国産や外国産
- ロウの種類に合わせたもの
作りたいロウソクの直径によって、だいたいの芯の種類も絞られてきます。
初心者の方によさそうなものは
「2×3+2」
「3×2+2」
なんだそうです。
このような専用の芯を買わず、家にある「タコ糸」を代用することも可能です。
芯は細いものよりも太い紐の方が消えにくい、という方もおられました。
家に太い紐があれば、実験してもても良いかもしれませんね。
火を使わないろうそく!?誕生日ケーキにおすすめの理由とは?
ろくそくに火をつけてふ~と吹き消すバースデーケーキは、やっぱり定番ですよね。
でもろうは時間がたつと溶けて「ケーキの上にたれちゃった(><)」なんて失敗もよくありますよね。
また、小さな子どもの場合は、興味本位で火のついたろうそくに触ってしまい火傷をしてしまったなんてことも。
そんな心配のない、火を使わずにろうそくのように使用できるものをご紹介します。
ろうそくの代わりになる火を使わない方法①LEDキャンドルライト
火を使わずに、LEDで火を表現したキャンドルライトです。
ケーキと一緒に登場させて、ふ~っと息を吹きかけると、まるで本物の火のように消えますので、バースデー気分も盛り上がりますね!
ライトなので、小さな子どもが手で触っても危なくありません。
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ろうそくの代わりになる火を使わない方法②ポッキーなどのお菓子ろうそく
ろうそくの代わりに、ポッキーなどのお菓子を代用するのもオススメです。
そのまま食べられますので、子供も大喜びのろうそくになりますね!
大人になってからの誕生日ケーキは、年の数だけろうそくをさしていたら、ケーキの上が大炎上!なんてことも。笑
そうならない為に、年の数だけポッキーをさすのもオススメですよ!
ろうそくには使用期限があるって本当?過ぎるとどうなるの?
基本的にろうそくには使用期限はないそうです。
調べてみると「和ろうそくの使用期限は5年」などがありましたが、これも製造メーカーや商品によって違ってくるのだと思います。
結婚式のメモリアルキャンドルなどは、毎年記念日に灯すという方もおられると思います。
私の両親もメモリアルキャンドルを持っていますが、40年近くたっても点火することができています。
いつまでも火をともすことができるメモリアルキャンドル…なんか素敵ですね。
ろうそくは、非常時にも役に立つので使用期限を気にせずに保管することが可能です。
乾電池を使う懐中電灯やランタンなどは乾電池の使用期限を気にしなければいけませんが、ロウソクはマッチやライターがあれば良いので便利ですよね。
ただ、保管状況によっては
- ホコリをかぶってしまった
- 芯が濡れている
- ロウが崩れてくる
その場合は、ホコリを拭いたり充分乾燥させれば再度使用することは可能だと思います。
ロウが崩れてきてしまうと、火をつけたときに思わぬ事故につながる可能性があります。
なので、再度溶かして新しいロウソクを作るか、処分するなどで対応してください。
古いロウソクでも問題なく使用できるはずですが、物によっては点火している最中にぼろっと崩れることもないとは言い切れません。
ロウソクに火をつけているときは、長時間目を離さないようにして安全に楽しんでくださいね。
ケーキに使ったろうそくのリメイクまとめ
ケーキに使ったろうそくがもったいない!ということについて見てきました。
誕生日ケーキにつかった思い出のロウソク、自分の手でオリジナルキャンドルに生まれ変わらせたら、さらに素敵な思い出になりますよね(^^)
子どもと一緒に楽しんで作ることもできますので、是非チャレンジしてみてくださいね!