洗濯表示で水洗いできないカーペットは自宅で洗濯できないの?

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おうちで敷きっぱなしにしているカーペット、汚れが気になってきたら洗濯したいなと思いますよね。

でも、洗濯表示を見ると「水洗い不可」…。

このようなものは、家では洗うことができません。

一番確実に綺麗にする方法は、水洗い不可でも引き取ってくれるクリーニング屋さんにお願いすることです。

…とは言うものの、コストがかかってしまいますよね。

なので、私は、家で洗濯したいと思うので、購入するカーペットやラグはいつも

「自宅で洗えるものを第一条件」

として選んでいます。

でも、過去には予算との兼ね合いでどうしても「洗濯不可」のものを買わざるをえないことがありました。

そのカーペットは、ずっと掃除機やコロコロでしのいでいたのですが、子どもたちがどんどん汚してしまうので洗濯をすることにしました。

そのときは「傷んだら捨てよう」「これで綺麗になったらラッキー」ぐらいのダメで元々の気持ちで洗濯をしました。

我が家のカーペットは洗濯機に入る大きさだったので、細長く折ったあとにジャバラに畳んで洗濯をしました。
(洗濯機に入らなければ、お風呂で踏んで洗おうかなと思っていました)。

結果、縮んだりほつれたり破れたりすることはありませんでした。

全体的な見た目は正直あまり変わりませんでしたが、

「水を通して外で乾かした」

というだけでも、とても気持ちよく感じることができるようになりました。

ただ、これは我が家のカーペットの場合です。

水洗い不可のものを家庭で洗濯するときは、全て自己責任で行ってくださいね。

洗えないカーペットを洗ったらどうなってしまうの?

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洗えないカーペットを洗ったら、実際どうなってしまうのでしょうか。

ラッキーなことに、「特に変化なくきれいになった」ということもあるかもしれません。

しかし、もし洗濯に失敗してしまったら…

起こり得るトラブルをご紹介します。

洗濯で起こり得るトラブル①縮む

一番起こりそうなトラブルです。

サイズが全体的に小さくなったり、生地によってはナナメに変形して縮む可能性もあります。

特に、高温で乾燥させると縮みやすいです。

洗濯で起こり得るトラブル②ほつれる

洗濯している最中に、何かとがったもの(ファスナーなど)にひっかかってほつれてしまうこともあります。

ネットに入れて洗えば、何かにひっかかることは多少防げるでしょう。

しかし、カーペットが丸ごと入るネットはかなりのサイズ感ですよね。

パイル等であれば、ひっかかった部分をハサミで切って対処できますが、そうでない場合は対処が難しいかもしれません。

洗濯で起こり得るトラブル③不織布部分が破れる

カーペットの裏面が不織布になっているものもあると思います。

不織布は、長年使っているともろくなります。

私の家のカーペットもいつの間にかボロボロになっていて、カーペットをめくったときにあまりの惨劇に驚いたことがあります。

手で触ってみて、ちょっとでも弱いなと感じるのであれば、洗濯に耐えられるかどうかは微妙かもしれませんね…。

洗濯で起こり得るトラブル④滑り止めが効かなくなる

何気に重要な“滑り止め加工”。

我が家は子どもがいるので、滑り止めはとても重要です。

この滑り止め加工が、洗濯をすることによって効果が薄れることがあります。

そうなると、滑り止めマットを下に敷いたり、上にテーブルなどの重たいものを乗せたり等の対策が必要になりますね。

洗濯で起こり得るトラブル⑤シワがつく

脱水時などに力が加わってしまってシワがつくことがあります。

カーペットは部屋の雰囲気を左右するので、大きなシワのあるカーペットは見栄えがよくありません。

時間と共に目立たなくなると良いのですが、シワがつく可能性もあるということは頭に入れておきましょう。

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洗えないカーペットにはオキシクリーンが大活躍?その使い方は?

オキシクリーン、最近とても流行っていますよね。

オキシクリーンは、掃除や洗濯に大活躍してくれます。

“オキシ漬け”と言って、オキシクリーン溶液を洗濯したいものに一定時間漬け置きするという洗濯方法もあります。

しかし!

やはり、洗えないカーペットに対しては大きな声ではオススメできないようです。

参考程度に、洗えるカーペットのオキシ漬けの方法をご紹介しておきますね。

洗えるカーペットのオキシ漬けの手順

①カーペットに掃除機をかける(裏も表も両方)

②畳んでお風呂に入れ、お湯(40~60℃がベスト)をためて足で踏むなどして軽く洗う

③オキシクリーン溶液(お湯4Lに対してスプーン1杯)を入れる

④1時間半漬けて、裏返してさらに1時間半付け置く
※付け置き最大時間は6時間までです。
 それ以上漬けると傷むので気を付けてください。

⑤ゴム手袋をはめて、しっかりすすぐ

⑥洗濯機で通常洗濯する

⑦乾かす

カーペットが洗濯できないときの掃除の仕方!

カーペットが洗濯不可表示であっても、なんとかして掃除をしたいですよね。

ここでは、洗濯不可の表示のあるカーペットのお手入れの仕方をいくつかご紹介させていただきます。

洗濯不可のカーペットのお手入れ方法①掃除機でホコリを吸い取る

目に見えるホコリがあれば、もちろん掃除機で吸い取ります。

マヨネーズなどの掃除機では吸い取れないようなものがあれば、ティッシュでつまみながら除去しましょう。

洗濯不可のカーペットのお手入れ法②固く絞った雑巾で拭く

びしょびしょに濡れたままでは床も濡れますし、カーペットにもよくありません。

これだけでも汚れをふき取ることはできます。

更に、特に汚れが気になる場合は、中性洗剤を少し溶かしたもの雑巾に付けて拭いてください。

重曹をカーペット全体に撒き、ゴム手袋でカーペットに馴染ませてから掃除機で吸い取る、という方法もあるようです。

洗濯不可のカーペットのお手入れ方③乾いたきれいなタオルで乾拭きする

乾拭きをして仕上げます。

洗えないカーペットが一番傷みにくいお手入れは上記の方法です。

こまめにお手入れをして長持ちさせましょう♪


水洗い不可のカーペットはコインランドリーだったら洗濯できる?

水洗い不可の表示がれば、コインランドリーでも基本的には洗うことはできません。

このようなものを洗うと、縮んだりほつれたりボロボロになるなどの不具合が起こり、傷む可能性があります。

「ダメ元で洗いたいけど。家の洗濯機に入らないのでコインランドリーを利用する」という方もいます。
(1~3畳用くらいであれば入るようです)

そして、実際にそうやって「水洗い不可のカーペットをコインランドリー洗った人の情報」を調べてみると、

  • コインランドリーで洗濯と乾燥をしたけど、傷まずに綺麗になった
  • 毛足のもふもふ感がなくなったけど、ほつれることはなかった
  • 見違えるように綺麗になった
などの声がありました。

でも、やはり洗濯に失敗してしまう人もいるようです。

失敗を少しでも軽減するためには、乾燥機能では「低温」を選んぶようにしてください。

裏側が滑り止めなどでゴムになっていると熱に弱いので、温度が高ければ傷んでしまうからです。

そして、家で洗うよりもコインランドリーであれば、大物でも乾燥までできます。

なので「水で濡れて重くなったカーペットをベランダまで運んで干す」という重労働もないので、とても助かりますよね。

でも、あくまでもこれも「自己責任!」です。

万が一、お店に迷惑がかかってもいけませんし、よく考えた上でコインランドリーに持ち込むようにしてくださいね。

洗濯と乾燥で1時間ほどかかり、値段は1000円~1500円程度が相場のようです。

水洗い不可のカーペットはクリーニング屋さんならキレイにしてもらえる?

冒頭にも書きましたが、水洗い不可のカーペットを安心して綺麗にする方法は、クリーニング屋さんに頼むことです。

ただ、クリーニング屋さんによっては引き受けてもらえないこともあります。

カーペットは大きな荷物ですので、あらかじめ洗濯表示を伝えて引き受けてもらえるのかどうかを問い合わせした方が良いと思います。

どうしてもクリーニング屋さんが見つからないときは、絨毯(じゅうたん)やカーペットの専門店で相談すると教えてもらえるかもしれません。

そもそも、洗濯不可の表示をされている絨毯(じゅうたん)は

「家庭で洗ったら不具合が出てしまいやすいので、プロのクリーニング屋さんで洗濯してほしい」という思いがこもっているのだとか。

お値打ち品であれば、「ダメになってもいいや」と思えるかもしれません。

でも、悩んで購入した高価なものや思い入れのあるものなのであれば、綺麗に長く使いたいですよね。

そういうものは特に、正しいお手入れ方法をして気持ちよく長持ちさせてくださいね。

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洗濯表示で水洗いできないカーペットは自宅でキレイにできないの?のまとめ

洗濯表示で水洗いできないカーペットは自宅でキレイにできないの?ということについて見てきました。

最後にポイントをまとめておきますね!

  • 水洗い不可表示のカーペットは、基本的に自宅でもコインランドリーでも洗濯することはできません。
  • ダメ元で洗濯もできないことはないですが、その場合は自己責任でお願いします。
  • 確実に綺麗に洗濯するには、クリーニング屋さんにお願いすると良いでしょう。
  • 洗濯以外に家庭で綺麗にする方法は定期的に「除菌スプレーをして干す」「固くしぼった布などで拭くなどがあります。
クリーニング屋さんの中でも、洗濯不可のカーペットを引き受けてくれないことがあるので、事前に確認することをオススメします。