赤ちゃんの育児をしていると、「こんなにたくさんよだれが出るの?」とびっくりしてしまうこと、よくありますよね。
私もわが子のよだれが滝のように流れて、何度もむせて苦しそうにしている姿を見て、最初はかわいさ半分、心配半分で胸がいっぱいでした。
夜も気になって眠れなかったほどです。
でも、よだれやむせるのは成長の証しでもあって、赤ちゃんによく見られることなんです。
もちろん、知らないと不安ばかりが募ってしまいますが、ちょっとした知識や対策を知っているだけでずいぶん安心できるものなんですね。
私自身も「こうしておけばよかった!」と感じた経験がいくつもあります。
ここでは、赤ちゃんがよだれでむせるときの原因や、その場でできる対処法。
そして毎日のよだれ対策まで、私自身の体験や気持ちを交えながら、より具体的にわかりやすくお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
赤ちゃんがよだれでむせるのは珍しいことじゃない
むせるのは成長の一環である理由
赤ちゃんは生まれたばかりだと、飲み込む機能がまだ未熟です。
よだれが気管に入りやすく、むせてしまうのは自然なことなんですね。
特に歯が生え始めるころになると、歯茎がむずがゆくてよだれが増え、気管に入りやすくなります。
この時期の赤ちゃんは喉の筋肉もまだ弱く、さらに唾液腺が活発になるので、よだれの量も増えやすいです。
さらに、よだれが増えることで口の中を清潔に保つ役割も果たしているんですね。
私もわが子が「ぶーぶー」と音を立てながらよだれを飛ばして遊ぶのを見て、「成長してるなぁ」と微笑ましく感じていました.
成長している証拠なんだと気づくと安心できました。
おじいちゃんおばあちゃんも、その様子を見てにっこりしていました。
よだれの量が多い赤ちゃんの特徴
よだれの多い赤ちゃんは、歯が生えてくる時期や、口の中にちょっとした傷や口内炎があるときによく見られます。
こうした場合、飲み込むのが痛くてよだれが増えてしまうんですね。
中にはアレルギーや風邪などで喉に違和感があって飲み込みづらい場合もありますし、成長と共にだんだん落ち着いていくことも多いです。
よだれが増えるのは赤ちゃんの体が防御反応を示している証拠でもあります。
うちの子も、口の中に小さな傷ができたときに、普段よりよだれがすごくて焦ったことがあります.
そのとき、小児科の先生に相談したら「気にしすぎなくて大丈夫」と言われてホッとした覚えがあります。
周りのママ友に相談しても「うちもそうだったよ」と聞いて、とても安心できました。
むせ方が気になるときにチェックしたいポイント
むせるのがあまりに頻繁で、ぐったりしていたり、呼吸が荒かったりする場合は、迷わず病院で相談してみてください。
親の「なんかおかしい」という直感はとても大事ですし、私もその直感で病院に行って、実際に風邪の初期症状が見つかって助かったことがありました。
特に発熱や授乳を嫌がる、呼吸音がいつもと違うといった症状があるなら、念のため診てもらうと安心です。
「気のせい」で終わるのならそれが一番いいですからね。
そういった経験を積むことで親自身の不安も減っていき、次に似た状況があっても落ち着いて判断できるようになりました。
赤ちゃんの小さなサインに気づいてあげられるのは、やっぱり身近にいるパパやママだからこそだなと感じています。
赤ちゃんがよだれでむせるときの対処法
すぐにできるその場での対処法
赤ちゃんがむせたときは、まず縦抱きして背中をやさしくトントンしてあげるといいですよ。
大人でもむせると苦しいですし、不安になりますよね。
赤ちゃんも同じで、苦しくて泣いていることが多いので、落ち着かせてあげるのが一番大切です。
泣き声が出ている間はしっかり呼吸ができている証拠なので、慌てず優しく声をかけながら背中を撫でたりしてあげると、安心して落ち着いてくれることが多いです。
少し時間をかけて様子を見てあげるのもポイントです。
むせやすい姿勢や環境を見直そう
仰向けに寝ているとよだれが喉に溜まりやすいので、枕やタオルで少し頭を高くしたり、寝る角度を工夫してみるといいです。
ただし、うつぶせ寝は危険なので避けましょう。
我が家ではベビー布団に少し角度をつけて寝かせていました。
授乳のときも水平になりすぎないように意識すると、むせにくくなります。
日中はバウンサーやお座り姿勢をとらせてみるのも効果的で、寝かせっぱなしにせず、こまめに姿勢を変えてあげるとよだれが溜まりづらいです。
受診が必要なサインは?
咳や発熱があったり、ミルクを飲まなかったり、いつもと違ってぐったりしているようなら、かかりつけの小児科で相談してみると安心ですよ。
私も何度も「こんなことで?」と迷いましたが、受診してよかったと思えることばかりでした。
特に呼吸が苦しそうだったり、声がかすれていたり、唇や顔色が青白くなっているようなときは迷わず受診してください。
あまりにもむせが頻繁で、ミルクの量が減って体重が増えないなど成長に影響しそうな場合も相談してみるといいでしょう。
小さなことでも不安なときは相談して大丈夫ですし、医師からのアドバイスがあるだけで気持ちがとても楽になりますよ。
赤ちゃんのよだれ対策はどうする?
スタイやガーゼでこまめに拭く
よだれはこまめに拭いてあげるのが基本です。
スタイやガーゼは多めに用意して、いつでも取り替えられるようにしておくと便利です。
我が家では1日で7~8枚使う日もありましたし、外出先用に持ち歩き用ポーチを作っていました。
吸水性の高いガーゼや、速乾性のものを選ぶとお手入れもしやすいですし、洗い替えに困りません。
さらに、スタイの形や素材をいくつか試して赤ちゃんに合うものを見つけると、肌に優しくて安心です。
肌荒れを防ぐケアも忘れずに
よだれが原因で口のまわりが赤くなったり、カサカサしたりすることもあります。
拭いたあとは、保湿してあげると肌荒れを防げますよ。
うちは低刺激のベビー用クリームを愛用していましたが、日中と寝る前に2回塗ることで赤みがほとんど出なくなりました。
お風呂上がりの保湿も効果的ですし、肌が荒れやすい子にはワセリンでガードするのもおすすめです。
ガーゼやスタイの素材選びでも、オーガニックコットンなど刺激の少ないものを選ぶとより安心です。
よだれかけ選びのポイント
スタイは吸収性が高くて、防水加工されているものがおすすめです。
首元にしっかりフィットするものだと、服まで濡れにくいですよ。
かわいいデザインのものを選ぶと気分も上がりますよね!リバーシブルのものや何枚かセットになったものなら毎日替えて楽しめます。
季節によって薄手・厚手を使い分けるとより快適です。
私も何種類かをローテーションして、洗濯してもすぐ乾くものを揃えておくことでとてもラクになりました。
赤ちゃんのよだれ対策は少し工夫するだけでずいぶん負担が減るので、楽しみながら試してみてくださいね。
まとめ:むせても慌てず、できることから対策を
赤ちゃんのよだれやむせる様子は、成長の一部であり自然なことです。
とはいえ、親として心配になる気持ちは当然ですし、その気持ちが赤ちゃんを守る大切な力にもなります。
「ちょっと大げさかも?」と思っても、迷ったら病院に相談してみてくださいね。
相談してみることで安心感が得られて、次に同じことがあったときも落ち着いて対応しやすくなります。
必要なケアが早めにできる場合もあります。
むせても慌てずに、できることから一つずつ対策していくうちに、親としての経験値も上がります。
そして、赤ちゃんのかわいい成長の一瞬一瞬をより楽しめるようになります。
小さな変化に気づいてあげられるのは、やっぱり一番近くにいるママやパパだからこそ。
無理せずゆったりした気持ちで、赤ちゃんと一緒に成長していきましょう!