実家にいるときは料理をすることなんてほとんどありませんでした。
でも、一人暮らしをするようになると、料理の必要に迫られます。
お金に余裕があれば、外食やお惣菜を買ってきて…なんてこともできるんでしょうけど、そんな余裕は正直ありませんでしたからね、
私が実家暮らしをしているとき、料理の手伝いはほぼしたことがありませんでした。
お手伝いをしたと言っても、きゅうりを切ったくらいでしょうか。苦笑
そしてできた料理を食卓に並べる…そんなことしかしていませんでした。
そのため、一人暮らしをはじめた当初は、本当にどうすればいいのかわからず困ったのを覚えています。
もちろん、レシピを見ながらでないと料理を作れませんでした。
そこで出てくるのが
- 大さじ
- 小さじ
ずぼらな私は、自分で食べる料理であれば気にならないからと、適当にはかっていました。
- 「大さじはスプーンに大盛でしょ?」
- 「小さじはスプーンにほんの少しでしょ?」
でも、他人に食べたもらうことになったら、その分量が結構大事です。
ちゃんと分量をはかって、美味しく食べてもらいたいものです。
あなたも、正しい「大さじ」「小さじ」のはかり方を知ってお料理上手になりましょう。
計量スプーンで大さじ小さじ中さじは小さじ1つあれば計ることができるって本当?
料理レシピで必ずと言っていいほど出てくるのが、大さじと小さじです。
さらには「中さじ」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
計量スプーンの代わりを家にあるスプーンではかるのは難しい
これらを「スプーンではかる」というのは、ちょっと難しいところがあります。
スプーンの大きさは、ものによってサイズが違いますね。
カレー用の大きなスプーンもあれば、ティースプーンもあります。
そのため、お家にあるスプーンではかるのは至難の業です。
そして、どれが正しい量なのかもよくわかりません。
もしもはかるとしたら、自宅にあるスプーンのなかでも
- カレー用のような大き目のものを大さじとして
- ティースプーンのような小さめのスプーンを小さじとして
でも実際には、これではほぼ間違いなく「正しい分量」なんてはかれませんよね?
料理経験者になってくると、ある程度目分量でわかるようになってきます。
そうしたら、お家のスプーンではかれるようになりますね。
でも、料理初心者であれば軽量スプーンを用意しましょう。
100円ショップなので売っています。
大さじも小さじも付いた、軽量スプーンセットなんていう便利なものもありますよ。
ぜひ探してみてくださいね。
重さを量るはかりがあれば軽量スプーンはいらない?
「重さを量るはかりがあれば、軽量スプーンはいらないんじゃ?」と思われる方がいるかもしれませんが、それは間違いです。
実は同じ「大さじ1」でも、ものによって重さは違うんです。
醤油のような液体と、砂糖・塩のような個体では重さが違うのが想像できると思います。
計量スプーンは重さをはかるものではなく、「かさ」をはかるものなんですね。
小さじで大さじと中さじをはかるには?
では、小さじしかないときどうしましょう?
大は小を兼ねる、ではなくここでは小は大を兼ねると言えますね。
大さじが15ccで小さじが5ccなんですね。
つまりは、大さじがなくても「小さじがあれば、大さじ1がはかれる」ということですね。
もしも小さじもないときは、ペットボトルのキャップが使えますよ。
実はペットボトルのキャップの2杯分が、大さじ1になります。
でも知っておいて損はないでしょう。
中さじは10ccになります。
つまり小さじ1の2杯分ということです。
これでもう安心ですね。
小さじ1/2はどうやって計ればいい?なんとなく半分くらいでも大丈夫なの?
次に、小さじ1/2はどうでしょうか。
昔の私であれば「小さじに小盛でいいのでは?」と思っていましたが、それでは不確実です。
小さじのの計量スプーンを使って小さじ1/2をどのようにはかるかみていきましょう。
液体の場合の小さじ1/2のはかり方
醤油やみりんなど液体の場合は、計量スプーンの内側の1/2の線まで入れます。
もし線がないようであれば、計量スプーンの2/3を目安にしてください。
個体の場合の小さじ1/2のはかり方
砂糖や塩の場合は、計量スプーンにまずすりきり1杯分入れます。
そのあとへらなどを使って2等分の線を上からつけて、半分かき落とします。
これで小さじ1/2をはかることができますよ。
料理で使う大さじ小さじの分量のまとめ
料理を上手に作るうえで、大さじ小さじは測れるようにしておきたいところです。
重さではなくかさではかるというところがポイントです。
計量スプーンではかるのが一番簡単で正確ですね。
計量スプーンのセットは
- 「大さじ」
- 「小さじ」
- 「小さじ1/2」
小さじさえあれば大さじもはかれるので便利ですね。
小さじ3で大さじ1ということを覚えておきましょうね。