子どもを叱りすぎた後のフォロー!関係を修復する3つの方法とは?

子どもについ叱りすぎてしまった、という経験はありませんか?

何度言っても同じことをくり返す。

疲れているときに限ってぐずられる。

気づいたら大声になっていて、子どもの顔が歪んで—。

「また怒りすぎた」と気づいた瞬間、胸がズキっとしますよね。

「もう少し優しくできたのに」「こんな親でごめんね」と自分を責めている方に、まず伝えたいことがあります。

叱りすぎた後のフォロー次第で、親子の関係はちゃんと修復できます。

難しいことじゃないんです。

今日、この記事を読んでいる時点で、もう一歩踏み出せています。

大丈夫ですよ。

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叱りすぎた後はフォロー次第で必ず取り戻せる!焦らなくていい

結論からお伝えすると、叱りすぎてしまった後にきちんとフォローすることで、子どもの心の安心は回復できます

「もう取り返しのつかないことをしてしまった」と思う必要はありません。

子どもはとても柔軟で、親の愛情をちゃんと受け取る力を持っています。

大事なのは「叱りすぎた自分を責め続けること」じゃなくて、「その後にどう動くか」です。

フォローをする親の姿が、子どもとの信頼をつくっていきます。

完璧な親なんていません。(もしいたらちょっと怖いですよね。)

失敗したらリカバリーする。

それを繰り返しながら、親子は一緒に成長していくものだと思うんです。

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叱りすぎが子どもの心に与える影響とは?フォローが大切な理由

フォローの大切さは頭ではわかっていても、「なぜそこまでする必要があるの?」と思う方もいるかもしれません。

ここでは、子どもの心理的な側面から少し掘り下げてお話しします。

感情的に叱られた後の子どもの心の中

感情的に叱られた後の子どもの心理状態は、大きく「逃避」か「反撃」の二つに分かれるとされています。

逃避というのは、不安や恐れからその場を早く逃れたくて、ひたすら謝ったり、黙り込んだりする状態のこと。

反撃は、言い訳や口答えで自分を守ろうとする状態です。

どちらにも共通しているのは、「怖い」という感情が先立ってしまい、親の言葉の内容がほとんど頭に入っていないということです。

つまり、感情的に叱っている間、子どもはほぼ「内容」より「怖さ」に集中しています。

一生懸命伝えたかったことが、実はあまり伝わっていないことが多い。(それはちょっと切ないですよね。)

さらに「叱られた」という体験だけが記憶に残り、

「ママに嫌われたかも」
「自分はダメな子なのかも」

そんな不安を一人で抱えてしまうことも少なくありません。

フォローが子どもの自己肯定感を守る

叱られた後に何のフォローもなければ、子どもはじわじわと「自分はダメな子なんだ」という感覚を持ち始めることがあります。

一方で、叱った後に親が「あなたのことが大好きだよ」「ちょっと叱りすぎちゃったね、ごめんね」と伝えると、子どもは「行動がよくなかっただけで、自分自身は愛されている」ということを理解できます。

行動を正すのが叱ることの目的。

心を守るのがフォローの役割。

この二つがセットになって初めて、叱ることに意味が生まれます

親が謝ることで子どもが学ぶこと

「親が子どもに謝るなんて…」と思う方もいるかもしれません。

でも実は、親が素直に謝る姿を見た子どもは、二つのことを自然に学ぶとされています。

感情的になることは誰にでもある、ということ。

そして、間違いを犯したら素直に認めていいんだ、ということです。

子どもに「ごめんなさいを言いなさい」と教えている親が、自分は謝れない—それって、少し矛盾していますよね。

親が見せる背中こそ、子どもにとっていちばんのお手本になります。

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叱りすぎた後のフォロー方法3選!今日から使える具体的なアプローチ

では実際に、叱りすぎた後どんなフォローをすればいいのか。

3つの方法を具体的に紹介します。

フォロー① まず自分が落ち着いてからシンプルな言葉で伝える

叱りすぎた直後、まだ感情が高ぶっている状態でフォローしようとしても、うまくいかないことがあります。

深呼吸して、一度別の場所に移動するなり、水を飲むなりして、まず自分の気持ちを落ち着かせましょう。

感情が落ち着いてから、子どものそばにそっと近づいてください。

かける言葉は、こんなシンプルなものでOKです。

  • 「さっきは怒りすぎちゃったね。怖かったよね。ごめんね」
  • 「大好きだから言ったんだよ。嫌いで怒ったわけじゃないからね」
  • 「ちょっと言いすぎたかな。でもあなたが心配だったんだよ」

長い説明はいりません。

子どもが求めているのは、詳しい解説ではなく「ちゃんと愛されている」という安心感だからです。

ひとつだけ大切なことがあります。

叱りすぎたことは謝っても、叱った理由(行動がよくなかったこと)は変わらないということを、丁寧に伝えましょう。

「叱りすぎた」と「行動を正すこと」は別の話なので、そこは筋を通すことが大切です。

うちの場合、叱りすぎた夜に何を言えばいいかわからなくて、結局そのまま寝かしつけてしまったことがあります。

翌朝、子どもが普通に「おはよう」と言ってきた時の罪悪感といったら…。

それからはどんなに気まずくても、その日のうちに一言だけ伝えるようにしています。

「昨日はちょっと怒りすぎちゃったね。ごめんね」それだけで、子どもの表情がほっとするのがわかります。

フォロー② ぎゅっと抱きしめてスキンシップで安心を届ける

言葉だけでなく、体のふれあいも子どもの心を解きほぐすのに効果的です。

子どもが落ち着いたら、「おいで」と声をかけてぎゅっと抱きしめてあげましょう。

スキンシップには、子どもの心に安らぎをもたらす効果があるとされています。

抱きしめることで、言葉より先に「仲直りできた」という感覚が伝わることもあります。

うちの子(4歳当時)を叱りすぎてしまった夜、気持ちが落ち着いてから「おいで」と声をかけたんです。

最初はぷいっとそっぽを向いていたんですが、2〜3分待っていたら、とことこと近づいてきて…そのまま胸に飛び込んできました。

こっちも思わず泣いてしまいました。

言葉より先に体が許してくれた感じがして、本当にあたたかかったです。

ただし、子どもが「触れられたくない」と感じているときに無理に抱きしめるのは逆効果になることも。

そういう時は、そっと近くに座って、ゆっくり待ってあげるだけで十分です。

フォロー③ 翌日以降はいつも通りに接してノーサイドにする

フォローをした後は、いつも通りの明るい雰囲気に戻すことがとても大切です

親がいつまでも「大丈夫だった?」「本当にごめんね」と繰り返すと、子どもは逆に不安を感じてしまうことがあります。

「まだ何か問題があるのかな」と思わせてしまうんです。

フォローをしっかりしたら、あとはノーサイド。

いつもと同じように笑って、ご飯を食べて、一緒に遊ぶ。

それが子どもにとっていちばんの安心になります。

「普通に接してもらえる」こと自体が、「もう怒っていないよ」「仲直りできたよ」というメッセージになるんです。

フォローでやってはいけないこと

フォローの仕方を間違えると、かえって逆効果になることがあります。

気をつけてほしいのは次の3点です。

まず、叱った内容を全部撤回して「別にもういいよ」と言ってしまうこと。

叱りすぎた自分への罪悪感から、つい言ってしまいがちですが、これではせっかく伝えたかったことがなかったことになってしまいます。

次に、フォローのつもりで物を買ってあげること。

その場は子どもも喜びますが、「怒られた後に何かしてもらえる」というパターンを学習してしまう可能性があります。

ちなみに私も一度やらかしました。

後日「また怒るとアイス買ってもらえる?」と聞かれた時には苦笑するしかなかったです。

そして、何度も何度もしつこく謝り続けること。

親の気持ちを落ち着かせるための謝罪になってしまい、子どもが混乱することもあります。

フォローは「愛情を伝えること」が目的であって、「叱ったことをなかったことにすること」ではありません。

この点だけは、しっかり意識しておいてほしいです。

フォローをきちんとするようになってから気づいたのは、子どもが翌日も普通に話しかけてきてくれるようになったこと。

以前は叱った翌日もどことなくよそよそしい空気が続いていたんですが、「ちゃんと仲直りできた」という感覚が子どもにも伝わるのか、次の日には完全にいつも通りに戻っています。

フォローって、親のためだけじゃなく、子どもにとっても必要な時間なんだなとつくづく思います。

まとめ:叱りすぎた後こそフォローで親子の絆を育てていける

改めて、大切なポイントを整理します。

  • 叱りすぎた後のフォローはできるだけ当日中に
  • 自分が落ち着いてからシンプルな言葉で愛情を伝える
  • スキンシップで体ごと安心を届ける
  • フォロー後はいつも通りに接してノーサイドにする
  • 叱った内容は撤回せず、筋を通すことも忘れずに

叱りすぎてしまうのは、子どものことをそれだけ真剣に思っているからでもあります。

感情的になってしまった自分を責めすぎないでください。

大切なのは、叱りすぎた後にどう動くかです。

フォローを重ねていく中で、親子の信頼はむしろ深まっていきます。

叱りすぎてしまった夜、子どもに「ごめんね、大好きだよ」と伝えて、子どもが「うん」とうなずく。

そんなあたたかいやり取りが、今日の夜に生まれるといいな、と思っています。