
美容院でやっと理想の髪色になれたのに、大好きなサウナに入ったら色が落ちちゃうんじゃないか…そんなふうにモヤモヤしていませんか?
せっかくお金も時間もかけて染めたばかり。
でもサウナや岩盤浴も我慢したくない。
「染めたてでサウナってダメなのかな」
「どれくらい空ければいいんだろう」
って、検索しても24時間だったり1週間だったり、書いてあることがバラバラで余計に迷いますよね。
大丈夫です。
結論から言えば、サウナを完全にあきらめる必要はありません。
色が落ちやすくなる理由をちゃんと知って、ちょっとした工夫をするだけで、髪色とサウナ習慣はしっかり両立できます。
この記事では、染めてから何日空ければいいかの目安と、当日入るときにできる具体的な対策を、専門知識がなくても今日からできる形でお伝えします。
読み終わるころには、罪悪感なくサウナを楽しめるようになっているはずです。
染めたてでもサウナは工夫すれば入れる
まず安心してほしいのは、染めたての髪でもサウナを完全にやめる必要はないということ。
たしかに何も対策せずに入ると色は落ちやすくなりますが、それはちゃんとした理由があってのこと。
逆に言えば、その理由をつぶしていけば色落ちはぐっと抑えられます。
目安としては、染めてから2〜3日ほど空けてから入るのが安心です。
そしていざ入るときは、髪を乾いた状態にしてタオルやサウナハットで包む、出たあとはぬるめのお湯で軽く流す。
たったこれだけで、色持ちは驚くほど変わってきます。
「サウナをとるか、きれいな髪色をとるか」なんて二択で悩まなくていいんです。
焦らなくて大丈夫。
ひとつずつ理由を見ていきましょう。
熱と汗と水でカラーの色素が抜けていく仕組み
そもそも、どうしてサウナで色が落ちやすくなるのか。
ここがわかると、対策の意味がストンと腑に落ちます。
髪に色が定着する仕組みをやさしく解説
美容院でよく使われるヘアカラー(アルカリカラー)は、薬剤で髪の表面のうろこ状の部分を開いて、中に色のもとを送り込み、そこで色を大きな粒に変化させて閉じ込めることで定着します。
この「閉じ込める」工程が完了するまでには少し時間がかかります。
染めた直後はまだ色素が完全に安定しきっていない状態。
だからこそ、染めてすぐの数日間が一番デリケートな時期なんです。
サウナの熱で色素が溶け出しやすくなる
ここで大事なのが温度の話。
あるメーカーが行った実験では、お湯の温度を38度と42度で比べたところ、42度のほうがはっきりと色落ちが進んだという結果が出ています。
たった4度の差でも違いが出るんですね。
理由はシンプルで、髪は温度が高いほど水分を含んでふくらみ、表面のうろこが開きます。
そして色のもとはもともと少し水に溶ける性質があり、温度が高いほど溶け出しやすくなる。
サウナの高温は、まさにこの色素が抜けやすい条件をそろえてしまうわけです。
汗と水風呂の往復も色落ちを後押しする
サウナでたっぷりかく汗、そのあとの水風呂、シャワー。
この「濡れる」状態も色落ちには大きく関わります。
髪が濡れている時間が長いほど、色のもとが外に抜け出す時間も長くなるからです。
熱いサウナと冷たい水風呂を行き来すると、髪表面のうろこが開いたり閉じたりを繰り返すことに。
実際、汗をたくさんかいた時や濡れた時に、タオルや枕に色が移ることがあるのは、こうした仕組みによるものとされています。
私も以前、染めて3日目に何も考えずサウナに入って、上がったあとのタオルがうっすら染まっていたのを見たときは血の気が引きました。
あれ以来、入るタイミングと髪の守り方を見直したら、次のカラーまで色がもつようになったんです。
ブリーチや寒色系が特に落ちやすいのはなぜ
同じカラーでも、色味によって落ちやすさはかなり違います。
特に注意したいのが、ブリーチをした明るい髪と、アッシュやグレーなどの寒色系。
ブリーチをした髪は、内部がスカスカになりやすく、色のもとを保つ力がどうしても弱くなります。
また寒色系の青っぽい色素は粒が小さく、髪のすき間から抜け出しやすい性質があるとされています。
明るい髪や寒色系に染めた人は、人一倍ていねいなケアが必要だと考えておくと安心です。
染めてから何日空ける?当日できる対策も紹介
ここからは具体的な話。
「何日空ければいいの?」という一番気になる疑問と、入るときの対策を順に見ていきます。
空ける日数の目安は2〜3日が安心
正直なところ、ここは情報がバラバラで迷うポイントです。
実際、メーカーや美容師さんによって言うことが違います。
色のもとが髪に定着するまでの目安として、24〜48時間というメーカーの見解があります。
一方で、美容師さんの経験からは「2〜3日から1週間は空けたほうがいい」という声が多いです。
| 空ける期間 | 考え方 |
|---|---|
| 24〜48時間 | 色のもとが定着するまでの目安とされる期間 |
| 2〜3日 | 美容師さんの間で多い目安 |
| 1週間 | 念入りにケアしたい人や明るい髪の人向け |
迷ったら、最低でも2〜3日は空けるのがひとつの目安。
ブリーチや寒色系など落ちやすい髪なら、もう少し長めにみておくと安心です。
ただし髪質や薬剤によって変わるので、心配なら染めてもらった美容師さんに直接聞くのが一番確実ですよ。
入る前は髪を乾かしてタオルやサウナハットで包む
当日入るなら、ここが一番大事。
入る前に髪をよく拭いて、乾いた状態にしておくこと。
そして乾いたタオルやサウナハットで髪を包みます。
ポイントは「乾いた状態で」というところ。
サウナハットやタオルは濡らさずに使うのが正解です。
水は空気よりずっと熱を伝えやすいので、濡らしてしまうとかえって熱が髪に伝わってしまうんですね。
気持ちいいからと濡らしたくなりますが、髪を守る目的なら乾いたままが◎。
ロングの人は、髪を結んでからまとめると毛先まで守りやすくなります。
サウナハットの素材選びのヒント
サウナハットにはウールやコットン、タオル地などいろいろあります。
断熱性で選ぶならウールフェルトが優秀ですが、お手入れが少し大変。
初心者さんはコットンやタオル地が扱いやすくておすすめです。
施設によってはウール素材が禁止のところもあるので、行く前にチェックしておくと安心。
サウナの後はぬるめのお湯で軽く流してすぐ乾かす
サウナから出たあとのケアも色持ちを左右します。
シャワーは熱すぎないお湯で。
38度くらいのぬるめのお湯で軽く流すのがおすすめです。
熱いお湯はそれだけで色を抜けやすくしてしまいます。
洗うときはアミノ酸系や、自分の髪色に合ったカラーシャンプーを使うとさらに◎。
そして洗ったあとは濡れたまま放置せず、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
濡れている間はうろこが開いたままで色が抜けやすいので、なるべく早く乾かすのがコツです。
余裕があれば取り入れたいひと工夫
もう少しこだわりたい人は、サウナに入る前にヘアオイルを軽くなじませておくと、髪を保護してくれます。
また、自分のカラーに合わせたカラーシャンプーを週に2〜3回使うと、色味の鮮やかさをキープしやすくなります。
黄ばみが気になるなら紫、ピンク系ならピンクのカラーシャンプー、といった具合です。
ただし、ブリーチでかなり明るくした髪の場合は、オイルやトリートメントがかえって色落ちを早めることもあるという見方もあります。
明るい髪の人は、自己流であれこれ足す前に美容師さんに相談してみるのが安心です。
サウナと岩盤浴ではどちらが色落ちしやすい
「サウナと岩盤浴、どっちがマシなの?」というのも気になるところですよね。
ドライサウナは80〜100度と高温で、水風呂との往復もあるため、髪への刺激は大きめ。
一方で岩盤浴は40〜50度ほどと温度は低めですが、湿度が高く長時間過ごすので、別の角度から髪に影響するという見方もあります。
横になっているぶん毛先は濡れにくいという利点もあります。
どちらが安全と一概には言いにくいのが正直なところ。
岩盤浴のほうがマイルドという声もあれば、高湿度と長時間という別のリスクを指摘する声もあります。
どちらに入るにしても、髪を乾いた状態で包むという基本は同じです。
なお、ミストサウナのように湿度がとても高いタイプは、乾式のサウナ以上に色落ちしやすいという指摘もあるので覚えておくと安心です。
私はサウナも岩盤浴も好きなんですが、体感としては水風呂を往復するサウナのほうが色落ちが早い気がしています。
岩盤浴のときは寝転がるので毛先が濡れにくく、タオルでまとめておけば比較的安心して過ごせました。
気をつけたい失敗とやってはいけないこと
最後に、つまずきやすいポイントもお伝えしておきます。
まず大前提として、かなり明るくブリーチした髪は、どんなに対策しても色を完全には留められないこともあります。
ここは無理せず、色落ちも込みで楽しむ気持ちでいるとラクですよ。
そしてサウナハットは衛生面にも注意。
汗を吸うので、何枚かでローテーションして清潔に保ちましょう。
カラーシャンプーも放置しすぎると色が入りすぎてムラになることがあるので、使う時間は守ってくださいね。
施設へのマナーも忘れずに。
染めたての髪は汗で色がにじみ、タオルやベンチに色移りすることがあります。
髪をしっかり包んでおくのは、自分の髪を守るだけでなく、まわりへの気づかいにもつながります(これ、意外と見落としがちなんですよね)。
髪色とサウナを両立するために覚えておきたいこと
最後にぎゅっとまとめます。
染めたての髪でも、サウナを完全にあきらめる必要はありません。
大切なのは、色が落ちやすい数日間を知って、髪を上手に守ってあげること。
染めてから2〜3日は空ける、入るときは乾いた髪をタオルやサウナハットで包む、出たあとはぬるめのお湯で流してすぐ乾かす。
この基本を押さえるだけで、色持ちは大きく変わります。
ブリーチや寒色系など落ちやすい髪なら、少し長めに空けて、ケアも念入りに。
サウナの熱と汗で色が抜けやすくなるのは事実ですが、温度に気をつけて髪を守れば、こわがりすぎることはありません。
気になるときは染めてくれた美容師さんに相談すれば、あなたの髪に合った答えがもらえます。
「我慢するか、色をあきらめるか」なんて二択から、もう自由になっていいんです。
お気に入りの髪色のまま、大好きなサウナでゆっくりととのう。
そんな時間が、罪悪感なく楽しめたらうれしいですよね。
次にサウナへ行くとき、タオルを一枚持っていくところから始めてみてはどうでしょう。
